[Armadillo:01055] Re: libjpegのクロスコンパイルについて

nakai email@hidden
2006年 6月 15日 (木) 13:42:02 JST


中井です。

> 私の環境の場合、
> ./configure  --host=i386-linux  --target=arm-linux-gnu \
>                   --enable-shared CC=arm-linux-gcc
> make
> 
> となると思うので、これで実行しているのですが、make実行時に
> libtoolに関してエラーがでてしまいます。

確かにエラーとなりますね。見落としてました。
以下のようにしたらどうでしょう?

○ソースからコンパイルする場合
cd jpeg-6b
./configure --host=i686-pc-linux-gnu --target=arm-linux-gnu \
                --enable-shared
                (--prefixはお好みで)
make CC=arm-linux-gcc

これでmakeできるとおもいます。

libtoolはltmain.shとかltconfigから生成しているみたいです。
(CC=arm-linux-gccとしたとき、なぜ生成されないかは調べてないですが。)


○クロスライブラリをインストールする場合
> > http://packages.debian.org/stable/libs/libjpeg62
> > http://packages.debian.org/stable/libdevel/libjpeg62-dev
> > 
> > libjpeg62-dev_6b-10_arm.deb
> > libjpeg62_6b-10_arm.deb
> > を次のように変換。
> > 
> > dpkg-cross --build --arch arm libjpeg-*_arm.deb

できたパッケージ(libjpeg*-arm-cross_*_all.deb)をインストール。
dpkg -i [できたパッケージ]

この場合、/usr/arm-linux/libにlibjpeg.so.62.0.0がインストールされます。
(ここでかいた「*」はファイル名を柔軟に表しているだけです。
コマンド実行時は正しくファイル名を入力してください。)




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