[Armadillo:04747] Re: 500fxでファイルからの画像読み込みが使用できない

Takenoshita Koyo email@hidden
2009年 11月 16日 (月) 21:19:51 JST


竹之下です。

> ログを見るとgdk-pixbuf-loadersが無いと言っているので、debをバラして
> libpixbufloader-bmp.soをgdk-pixbuf-loadersが指定している場所に置いて
> それらを含めたユーザランドを生成して書き込んでみましたが
> 
> libpixbufloader-bmp.soをArmadilloに送り込む方法として間違っているのでしょうか?
本来は、ライブラリを手作業でArmadilloに放り込むということはしなくても良いです。
(ちょっとしたアプリの動作確認をしたいときなどは、やりますが。)

標準的な手順としては、以下のようになります。
1. 対象のアプリの動作に必要なdebパッケージのクロスパッケージをdpkg-crossで作成する
2. 1.で作成したクロスパッケージをdpkg -iで開発PCにインストールする
   ここまでが、「クロス開発用ライブラリをインストールする方法[*1]」でご紹介した方法
   ライブラリは、開発PCの/usr/arm-ling-gnu/lib/以下にインストールされます
3. atmark-distを使って自作アプリを含んだユーザランドを作成する
   「atmark-dist開発者ガイド」第10章 新規アプリケーションの追加方法[*2] 参照
   romfsを作成する際に、開発PCの/usr/arm-ling-gnu/lib/ から romfディレクトリに
   必要なライブラリがコピーされます

この手順を踏むと、アプリの実行に必要なライブラリが自動でユーザランドに含まれる
ようになっていますので、手作業でファイルをコピーする必要がなくなります。
過去のMLも参考にしてみてください。[*3][*4]

[*1] http://armadillo.atmark-techno.com/howto/install-cross-libraries
[*2] http://manual.atmark-techno.com/dist/atmark-dist-developers-guide/ch10#sec-10-2
[*3] http://lists.atmark-techno.com/pipermail/armadillo/2009-January/003905.html
[*4] http://lists.atmark-techno.com/pipermail/armadillo/2008-December/003766.html

> pixbufに関してのGdk-Warningは出なくなっているものの画像はやっぱり表示されませんでした。
>
> ちなみに、関数gdk_pixbuf_new_from_fileを使わずgdk-pixbuf-csource+gdk_pixbuf_new_from_inlineの方法で
> 行うと画像は表示されました。逃げとしてはそれでもよいのですが・・
GDKは使ったことがないので、分かりませんが、
libpixbufloader-bmp.so 以外のライブラリもarm用になっていない、とかでしょうか?

-- 
Koyo Takenoshita



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