[Armadillo:04599] Re: TUN/TAPのインストール方法をお教えください。

Yoshihiro Imura email@hidden
2009年 9月 23日 (水) 17:36:23 JST


森さま

メール記載の番号が化けてしまい失礼しました。
番号を付与したつもりでしたが、、、

さて、デバイス名ですが、通常のキャラクタデバイスは
自動的に生成されていますが、ネットワークデバイスは
どうなるのかは不明です。(サポートさんの回答を待ちですね)
dmesg上で初期化されてデバイスマッピングされていないとなると
何かの手順が抜けているか、一緒に導入しなければならないデバイス
があるなどの関係かもしれませんね。(pppとかip-tunnelingなど)

もし、デバイス確認が必要ならば、メジャー番号とマイナー番号が
固定でソースに記述されているならば、mknodで作成しても良いとは
思いますがarm-linuxではどれが正しい方法であるかは残念ながら知りません。
#サポートの方にご確認ください。
#tunが何をするものかを理解していなくて申し訳ないです。
 仮想デバイスであるとの記述もありますね。
 トンネルするだけであれば、デバイスが不要なのかもしれません。

PPxPを利用するには、/dev/ttyS1を利用するとの記述もあります。
PPxPの仕組みもあまり詳しくないですが、Armadilloページにある
PPxPのソース導入などをされてみては如何でしょう。

#すみません。あまり詳しくなくドライバの設定だけのサポートでした。
以上、宜しくお願いします。

On Wed, 23 Sep 2009 13:19:35 +0900
joshua45 <email@hidden> wrote:

> 井村様
> 
> 早速のお返事ありがとうございます。スタティックに 
> カーネルに組み込む方法を試してみました。
> 
> dmesgでは、
> 
> tun: Universal TUN/TAP device driver, 1.6
> tun: (C) 1999-2004 Max Krasnyansky <email@hidden>
> 
> となり、組み込まれているように思います。
> しかしながら、PCのPosixですと、TUN/TAPを組み込むと、/ 
> dev/tun とか /dev/net/tun などのディバイスファイルが現 
> れるのですが、arm-linuxではこのような明示的なディバ 
> イスファイルは現れないと理解してよいのでしょう 
> か。少なくとも現在現れていません。試しに、
> 
> [email@hidden (ttyp0) /dev]# ifconfig tun0 [IPaddr]
> SIOCSIFADDR: No such device
> [email@hidden (ttyp0) /dev]#
> 
> となります.....。
> 
> 森 ひろひさ
> 
> On 2009/09/23, at 11:06, Yoshihiro Imura wrote:
> 
> > 井村と申します。
> > まずは、ドライバの導入方法について
> >
> >>> カーネルの内部機能として組み込んで使用 ---- ?
> >>> ローダブルモジュールとして利用     ---- ?
> >
> > これに関してわかることだけ回答します。
> > まず、?は、カーネルの内部に実行モジュールをリ 
> > ンクする
> > 方法ですので、カーネルのサイズが大きくなりま 
> > す。
> > ?は、必要時にFlashメモリからロードする方法です 
> > のでドライバ
> > モジュールをファイルシステムに格納しますので 
> > カーネルのサイズ
> > は大きくなりません。
> >
> > 下記のドキュメントは、?の説明ですので、すこし 
> > 難しいです。
> > たとえば、insmodコマンドにて、実行時にロードする 
> > 場所にtun.oを
> > 格納したいりします。(すなわち、A220に利用するに 
> > は、カーネルと
> > ファイルシステムの両方を更新する必要がありま 
> > す)
> >
> > ですので、まずは、?でmake menuconfigをされてはいか 
> > がでしょう。
> >
> > make menuconfigをrootで実行し、Driver→Networkへと進み
> > Universal TUN/TAP device driver supportの左にある < >を
> > ブランクキーを2回押して、*にしてください。
> > <*>がbuilt-inで内部に組み込む方法で(←こちらが? 
> > 方法です)
> > <M>がexcludesでモジュール形式です。(?の方法)
> >
> > その後、make してください。
> >
> > ※TUN/TAPのみでしたら、これだけでtunドライバを内部 
> > に取り込めます。
> >
> >
> > 出来上がったkernelをA220へロードして一度、動作を確 
> > 認してみてください。
> > カーネルの初期起動メッセージは、dmesgで見ること 
> > ができます。
> > そこで、/dev/tunが動作しているかをみてください。
> >
> > #全体をきちんと動作させるには、ドキュメントを 
> > 読んでアプリケーション環境
> >  の構築が必要です。
> >
> > 以上
> >
> >
> > On Wed, 23 Sep 2009 00:56:20 +0900
> > joshua45 <email@hidden> wrote:
> >
> >> 森です。
> >>
> >> 若干自分なりに先へ進めてみました。
> >>
> >> make menuconfig
> >> にTUN/TAPのデバイスドライバがあるのはわかりまし 
> >> た。それ
> >> を設定すると、確かに、ドキュメントにあります 
> >> ディレクトリ
> >>
> >>  /usr/arm-linux/src/linux/driver/net
> >>
> >> に対応するディレクトリにtun.oが出来ていることが 
> >> 確認でき
> >> ました。
> >> まずは、このまま
> >> make modules
> >> make
> >> として、カーネルを作ってみました。出来上がった
> >> linux.bin.gz をロードしてみましたが、TUN/TAPドライバ 
> >> は
> >> 動作していない様子です。
> >> (/dev/net/tunが現れない。)
> >>
> >> 一方、ドキュメントの後半に、
> >>
> >> ------------------------------------------------
> >> 8. モジュールファイルのロード
> >>
> >> モジュールファイル tun.o をロードします。
> >> ロードには insmod コマンドを使用します。
> >>
> >>
> >> [armadillo /]#cd /lib/modules/2.4.16-rmk2-armadillo/
> >> [armadillo /lib/modules/2.4.16-rmk2-armadillo/]# insmod tun.o
> >>
> >> ------------------------------------------------
> >>
> >>
> >> というのがありますので、romfsにtun.oをコピー
> >> し、romfs.img.gzをロードし、
> >>
> >> insmod tun.o
> >>
> >> を実行してみましたが、
> >>
> >> [email@hidden (ttyp0) /lib/modules/2.6.12.3-a9-17]# insmod tun.o
> >> insmod: cannot insert `tun.o': Invalid module format (-1): Exec  
> >> format
> >> error
> >>
> >> という結果になります。chmod 0755 tun.o として実行し 
> >> ても
> >> みましたが、そもそもフォーマットが異なっている 
> >> ようで
> >> す.....。
> >>
> >> というわけで、この先行き詰まってしまいました。
> >>
> >>
> >>> カーネルの内部機能として組み込んで使用
> >>> ローダブルモジュールとして利用
> >>
> >> このいずれの方法もよくわからない状況です....。
> >>
> >>
> >> 森 ひろひさ
> >>
> >>
> >>
> >> On 2009/09/22, at 22:24, joshua45 wrote:
> >>
> >>> こんにちは
> >>>
> >>> 森ともうします。Armadillo-220 を使っています。さ 
> >>> て、この
> >>> linuxカーネルにTUN/TAPを組み込んで使いたいのです 
> >>> が、
> >>> その方法がよくわかりません。おわかりになる方 
> >>> お教え願えませ
> >>> んでしょうか。
> >>> atmark-techno.comのホームページでTUN/TAPの記述を調べ 
> >>> ると、
> >>>
> >>> http://armadillo.atmark-techno.com/howto/ppxp-manual-a
> >>>
> >>> が見つかります。PPxPを使うためにTUN/TAPを組み込
> >>> む方法が書かれていますが、(私はTUN/TAPのみが得
> >>> られれば良いのですが...)
> >>>
> >>>
> >>>
> >>> ---------------------------------------------------------
> >>> make menuconfig
> >>> を実行後
> >>> make modules
> >>> を実行し、出来上がったtun.oをarmadillo上にコ
> >>> ピーします。
> >>> (今回、各ファイルをarmadillo上の「/lib/modules/2.4.16-
> >>> rmk2-armadillo/」ディレクトリに保存します。)
> >>> .....
> >>>
> >>> ---------------------------------------------------------
> >>>
> >>> と書かれているのみです。make menuconfigでどのよう 
> >>> にコ
> >>> ンフィグをするのか、まったく見当がつきませ 
> >>> ん。
> >>> また、make modulesを行ってもなにも出来ません。
> >>>
> >>> このドキュメントの最初には、
> >>>
> >>> ---------------------------------------------------------
> >>> Universal TUN/TAP device driver support
> >>> 機能を有効にするためにカーネルの調整を行いま 
> >>> す。
> >>>
> >>> 上記の機能を使うためには以下の2通りの方法が 
> >>> あります。
> >>>
> >>> カーネルの内部機能として組み込んで使用
> >>> ローダブルモジュールとして利用
> >>>
> >>> ---------------------------------------------------------
> >>> という記述があります。この両方の方法について 
> >>> 教えていただけ
> >>> たらありがたいです。
> >>> どうかよろしくお願いします。
> >>>
> >>> 国際日本文化研究センター
> >>> 森 ひろひさ
> >>>
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> >>> http://lists.atmark-techno.com/cgi-bin/mailman/listinfo/armadillo
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