[Armadillo:05009] Re: CON16 (シリアルインターフェース1)のリブート時のメッセージ抑制

Yasuhisa Nakamura email@hidden
2010年 3月 11日 (木) 00:44:04 JST


中村です。

もう少し情報を書いておきます。
参考にしてください。

[Armadillo:05008]で私が書いた、
> hermit-atのソースのsrc/target/armadillo2x0/linux.cを
> 見てみましたが、確かに"-notty"や"-ttyAM1"でのカーネル
> 起動オプションはみな同じでした。

は、ソースの次の部分です。
  char console[] = { "console=ttyAM0,115200" };

この部分が"-notty"でも"-ttyAM1"でも同じですので、
カーネルはttyAM0をコンソールだと思って起動します。

これに対して"Armadillo"用のhermitのソース
src/target/armadillo/linux.c をみてみると、

  #if !defined (CONSOLE)
  char console[] = {"console=null"};
  #elif defined (CONSOLE) && CONSOLE == 1
  char console[] = {"console=ttyAM1,115200"};
  #elif defined (CONSOLE) && CONSOLE == 0
  #endif

という部分があり、"-notty"や"-ttyAM1"で console の
文字列(カーネル起動オプションの1つ)が変わるように
なっています。

"CONSOLE"というdefineについては
src/target/armadillo/Makefile を参照してください。

このため、
> "元祖Armadillo"の解説なのではないか?と思っております。
と考えました。

-- 
なかむら





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