[Armadillo:05034] Re: Armadillo210でネットワークとログについて

[Takenoshita Koyo]

竹之下です。

> １.ネットワークの設定
> 　IPアドレスを固定に設定しようとして色々触っているうちに、210の/etc/configに
> interface.eth0(IPアドレス固定)とinterfaces(DHCP)の２個のファイルが出来てしまい、
> これを何とかしたいのですが、romfsあたりを探ってもいまいち不明で何かヒントをご教授願います。 
/etc/config ディレクトリの内容は、フラッシュメモリの config 領域に保存されており、
起動時にリストアされるようになっています。
以下をご参照ください。
http://manual.atmark-techno.com/armadillo-210/armadillo-210-startup-guide/ch09

不要なファイル (interface.eth0) を削除して
flatfsd -s をすると、現在の/etc/config の状態がフラッシュメモリの config 領域に保存されます。

eth0 を固定アドレスに設定したい場合は、interfaces ファイルを書き換えてください。
(もちろん、変更をフラッシュメモリに保存するには flatfsd -s です。)

> ２.ログ
> 最低限のプログラムで稼動させたく、色々削ってイメージを作成したのですが、
> なんとなくログローテーションがいやな予感がして、設定場所について
> romfsあたりを探ってもいまいち不明で何かヒントをご教授願います。 
すみません。意図がよく読み取れませんでした。

"ログローテーションがいやなので、ログ出力を止めたい。
ログ出力の設定をおこなっているのはどこ？"
というご質問でしょうか？

まず、ログとは、/var/log/messages ファイルのことで良いでしょうか？
以下、この前提で書いていきます。

このファイルを吐いているのは、syslogd です。
syslogd は、起動スクリプトの /etc/rc.d/S10syslogd で起動されます。
従って、syslogd を起動したくない場合は、/etc/rc.d/S10syslogd を削除
すれば良いです。

atmark-dist でイメージを作成されていて、Armadillo-210.Base プロファイル
を使用されている場合は、
atmark-dist/vendors/AtmarkTechno/Armadillo-210.Base/Makefile の

  $(ROMFSINST) -s /etc/init.d/syslogd /etc/rc.d/S10syslogd
という行を削除すれば良いです。

また、単純に、atmark-dist のユーザーランドの設定で、syslogd を抜いても
良いかと思います。
http://manual.atmark-techno.com/dist/atmark-dist-developers-guide/ch07#sec-7-4

以上、ご参考になれば。

-- 
Koyo Takenoshita