[Armadillo:06862] Re: A440のJP2の状態取得の方法

Takenoshita Koyo email@hidden
2011年 3月 7日 (月) 23:07:55 JST


竹之下です。

標準のカーネルでは、アプリケーションからJP2の状態を取得することはできません。
Armadillo-400(i.MX25)では、どこかのピンをGPIOとして使えるようにするためには、
IOMUXの設定と、gpioとしての登録をする必要があります。

JP2をGPIOとして扱えるようにするパッチを添付します。
パッチを適用したカーネルでは、/sys/class/gpio/JP2/valueを読み出すことで、
JP2の状態を知ることができます。

パッチは、linux-2.6.26-at13用です。以下のように適用してください。

[ATDE ~]$ tar xzvf linux-2.6.26-at13.tar.gz
[ATDE ~]$ cd linux-2.6.26-at13
[ATDE ~/linux-2.6.26-at13]$ patch -p1 < ../linux-2.6.26-at13_support-jp2-gpio.patch

中身は2行追加しているだけですので、at13以外のバージョンでも適用できると思います。

Makoto Obata さんは書きました:
> お世話になっております。
> 日立KE 小畠と申します。
> 
> 題記についてアドバイス頂きたく質問いたします。
> 
> [実現したいこと]
> A440起動時にJP2(ユーザジャンパ)のLow or Highの状態に応じて、
> 弊社作成アプリケーションの動作を切り替えたい。
> 
> [質問事項]
> 弊社アプリケーションは、A440のLinux(Atmark Dist)上で動作しているのですが、
> Linux上で動いているプロセスからJP2の状態を取得することは可能でしょうか?
> 可能であれば具体的方法をご教示いただきたく。
> 
> マニュアル等を見ると、ブートローダーからはJP2状態を取得できるようなことが
> 書いてあるのですが、Linux上のアプリから取得する方法がわかりませんでした。
> またハードウェアマニュアルで以下の記述を見つけたのですが、具体的に
> どうすれば良いのかわかりませんでした。
> 
> ”JP2はi.MX257 のNF_CE0(GPIO3_22)ピンに接続”
> 
> 以上、宜しくお願い致します。
> 
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> 


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Koyo Takenoshita
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テキスト形式以外の添付ファイルを保管しました...
ファイル名: linux-2.6.26-at13_support-jp2-gpio.patch
型:         text/x-patch
サイズ:     1043 バイト
説明:       無し
URL:        <http://lists.atmark-techno.com/pipermail/armadillo/attachments/20110307/e6bdb176/attachment.bin>


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