[Armadillo:09052] Re: Armadillo USB シリアル変換器 ドライバ名の確認方法

[Yasuhisa Nakamura]

中村です。

[Armadillo:09051]で、柴田　崇 さんは書きました：

> 　　　B) # cat /proc/bus/usb/devices表示
> 　　　　 こちらは、「差し込み前」と「差し込み後」が変化しました。

添付のログから・・・
> P:  Vendor=0403 ProdID=6001 Rev= 4.00
> S:  Manufacturer=FTDI
> S:  Product=USB HS SERIAL CONVERTER
> S:  SerialNumber=FTB3LAAS

となっています。
バージョンは違いますが、Vendor=0403 ProdID=6001 となっているので、
私が使っているのと基本的に同じチップと考えていいと思います。

> 　　　　 変化があったという事は、
> 　　　　「認識はしているが、割り当てられていない」という判断で
> 　　　　 良いのでしょうか。

はい。

> 　　　下記URLに、
> 　　　「USB デバイスが検出されると、/dev/sd* にマップされます。」
> 　　　と記載があります。
>
> 　　　ただ、/dev内にsd0やsd1が見つかりません。
>       (添付にdev内lsコマンド結果)
>
> 　　　http://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-
> 400_series_software_manual_ja-1.2.0/ch08.html#sec-USB2.0%E3%83%9B%E3%82%B9%E3%83%88

この記述は、私も前から気になっていました。
たぶん、何かの間違いです。

/dev/sd*は、USBメモリを装着すると出てきますので、
USBメモリを用意してやってみてください。

> （３）カーネル設定手順
> 　　　再度、カーネル設定(1)を実行しましたが、変化なしでした。
> 　　　設定方法に間違いないでしょうか。
>
> 　　　　1. cd home/atmark/atmarl-dist/linux-2.6x/
> 　　　　2. make menuconfig
> 　　　　3. 以下を有効化（有効化されてました）
> 	　　Linux/arm 3.4-at1 Kernel Configuration
> 	　　  Device Drivers  --->
> 	　　    [*] USB support  --->
> 	  　　    <*>   USB Serial Converter support  --->    ← 有効化
> 	    　　    <*>   USB FTDI Single Port Serial Driver  ← 有効化

これは間違いないと思います。

> 　　　　4. cd home/atmark/atmarl-dist/
> 　　　　5. make image

問題は、ここですね。
imageの作り直しはしてますが、その前の再コンパイルを行っていません。
５の部分を
  $ make linux
  $ make image
としてください。


> 　　　 　ただ、【「/dev/ttyUSB0に割り当てた」というようなメッセージ】

具体的には、こういう表示が出ます。

usb 2-1: USB disconnect, address 2
usb 2-1: new full speed USB device using fsl-ehci and address 3
usb 2-1: configuration #1 chosen from 1 choice
ftdi_sio 2-1:1.0: FTDI USB Serial Device converter detected
ftdi_sio: Detected FT232RL
usb 2-1: FTDI USB Serial Device converter now attached to ttyUSB0

最後の行がそれです。

これを確認できたら、次のようにlsしてみてください。

[email@hidden (ttymxc1) ~]# ls -l /dev/ttyUSB0
crw-rw----    1 root     root     188,   0 Jan  1 13:51 /dev/ttyUSB0

-- 
なかむら