[Suzaku:00875] Re: SUZAKU-VのDCM逓倍値

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2007年 4月 9日 (月) 19:26:37 JST


中島です。

Nobuaki Sugishima wrote:
> 杉島と申します。
> 
> SUZAKU−Vユーザです。
> 
> EDKの初期設定のところで、
> 
> 1.Reference clock frequency
> 
> 2.Processor clock frenquency
> 
> 3.Bus clock frequnecy
> 
> を設定することになっています。MicroBlazeについてはマニュアルに示さ
> れているのですが、PowerPCについてはどのようにするのでしょう。?
> 
> 1項 = 3.6864MHz ではないように思うのですが、FPGA内DCMで逓倍さ
> れているということなので。
> 
> 2項 = 1項の整数倍と推定
> 
> 3項 = 2項に同じと推定
> 
> 
> 過去LOG、およびマニュアルを調べてみたのですがわかりません。
> この設定を誤った場合、何に波及するのでしょうか?

誤った場合は動かないと思われます。

BSBでプロジェクトを新規作成されているのでしょうか?
BSBでSUZAKU-V(PowerPC版)のプロジェクトを作る場合、
私は以下のように設定しました。2,3項については29.49MHzである必要はないのですが、
ウィザードで設定できる最大値を採用しました。

1項 : 3.6864MHz
2項 : 29.49MHz
3項 : 29.49MHz

SUZAKU-Vのデフォルトのプロジェクトですと、以下のように設定しています。
(ウィザードではこの設定には出来ないので、一旦ウィザードで雛形を作った後、
変更してください。)

1項 : 3.6864MHz
2項 : 265.4208MHz
3項 : 66.3552MHz


ちなみに、EDKのヘルプに以下のように記載されています。
(ヘルプ内容は、これらの設定を入力するウィンドウの
左下にあるボタン[more info]をクリックすると表示されます。
EDKはHELPが充実していてかなり参考になります。見てみてください。)

1項 : リファレンス クロックの周波数を入力します。
リファレンス クロックは、使用しているボードの外部クロック ソースです。 カスタム
ボード向けにシステムを作成する場合や、使用ボードにオシレータ用のソケットなどのコ
ンフィギュレーション可能なクロックソースがある場合は、リファレンス クロックの値
を変更できます。 入力する値は、ボードのクロック ソースの周波数と一致している必要
があります。
2項 : プロセッサのクロック周波数を選択します。
3項 : バスのクロック周波数を選択します。
リファレンス クロック ソースから生成可能な周波数の値が表示されます。 この値は、
使用する FPGA によって異なります。これは、クロック分周または逓倍するために DCM
などの特定のオンチップ ソースが必要になる場合があるためです。

> 
> 以上つまらない質問で申し訳ありません。

また何かございましたら、質問お待ちしております。





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