[Suzaku:00877] Re: SUZAKU-VのDCM逓倍値

Nobuaki Sugishima email@hidden
2007年 4月 11日 (水) 19:56:58 JST


mio様

 ご丁寧な回答ありがとうございます。

>
> BSBでプロジェクトを新規作成されているのでしょうか?

 ええそうです。

> BSBでSUZAKU-V(PowerPC版)のプロジェクトを作る場合、
> 私は以下のように設定しました。2,3項については29.49MHzである必要はないので
すが、
> ウィザードで設定できる最大値を採用しました。
>
> 1項 : 3.6864MHz
> 2項 : 29.49MHz
> 3項 : 29.49MHz
>

 この設定に従いました。

> SUZAKU-Vのデフォルトのプロジェクトですと、以下のように設定しています。
> (ウィザードではこの設定には出来ないので、一旦ウィザードで雛形を作った後、
> 変更してください。)
>
> 1項 : 3.6864MHz
> 2項 : 265.4208MHz
> 3項 : 66.3552MHz
>
>

 ハードウエアマニュアルを点検したのですが、この設定は見当たりません。どこに
記述されているのでしょうか?。

 それからBase System Builderを終了後、一部を修正するのは
どうするのでしょうか?。mhsファイルを直接編集するのでしょうか?。
 同ファイルでは2,3項に関しては関係箇所が分散しており、MultiPlyと
いう数値で指定しているようです。





 どうも以前試みた時は、SUZAKUコンソールのTeratermに『Hell
o SUZAKU』が表示されたのですが、今回はなぜかできません。

 Base System Builderの項目を何度も見直しているのですが、
以下の疑問が残りました。

1.Reset polarityはSUZAKU−Vの場合もHigh Acti
veですか?。Moreinfoには記載がありません。
  Resetの論理が逆だとまったく動かないと思います。Lowでも試みたので
すがHello表示は行われません。

2.On−Chip Memory、マニュアルには指定がありませんが、−Sの場
合は8KBを指定しているようです。

 そこで、Data/Instruction 各8KBとしました。計16KBで
す。この場合問題になるのは、次項以降で指定する
  PLB_BRAM_IF_CNTLRのMemory sizeが16kB以下
を指定できないことです。

 合算するとOn−Chip mMemoryは32KBになり、このチップのBR
AM容量16KBを超えてしまいます。PLB_BRAM_IF_CNTLRのメモ
リは外部に確保されるとということで杞憂なのでしょうか?。

 どうもmain.cの実行ファイルがどこにマッピングされているのか見当がつき
ません。ハードをあわせ一つのbitファイルを送り込んでいるのですから、BRA
M内は間違いないと思いますが。
 それからConfig Doneが実行されると、先にハードがアクティブにな
り、しかる後PowerPCプログラムが実行されるようEDKが何らかの仕組みを
送り込んでいるのでしょうか?。

 この辺りを解説したXilinxの最適なドキュメントを教えて下さい。

3.RS232Cの設定
 ボーレート115200、Parityなしで問題ないと思うのですが。事実Li
nuxのブートは正常表示されますし、Linuxソフトウエア編も一全編動作を確
認できました。Teratermコンソール側には問題ないように思うのですが。

 それから気になるのは、このRS232Cは2線式、つまりフロー制御はソフトに
頼っているようです。Xパラメータの設定等必要ないのでしょうか?。

 RS232Cチェッカがないので、どこで不具合を起こしているのか見当はつきま
せんが、9割はUARTポートに送り出していないように思います。


 上記事項以外にも懸念事項があればお教えください。



> ちなみに、EDKのヘルプに以下のように記載されています。
> (ヘルプ内容は、これらの設定を入力するウィンドウの
> 左下にあるボタン[more info]をクリックすると表示されます。
> EDKはHELPが充実していてかなり参考になります。見てみてください。)
>
> 1項 : リファレンス クロックの周波数を入力します。
> リファレンス クロックは、使用しているボードの外部クロック ソースです。 カ
スタム
> ボード向けにシステムを作成する場合や、使用ボードにオシレータ用のソケットな
どのコ
> ンフィギュレーション可能なクロックソースがある場合は、リファレンス クロッ
クの値
> を変更できます。 入力する値は、ボードのクロック ソースの周波数と一致してい
る必要
> があります。
> 2項 : プロセッサのクロック周波数を選択します。
> 3項 : バスのクロック周波数を選択します。
> リファレンス クロック ソースから生成可能な周波数の値が表示されます。 この
値は、
> 使用する FPGA によって異なります。これは、クロック分周または逓倍するために
DCM
> などの特定のオンチップ ソースが必要になる場合があるためです。
>


 ご親切な解説ありがとうございました。以後Moreinfoを利用するようにし
ます。



P.S.

菅野 裕揮 様、ユーティリティありがとうございました。いつもBinary Ed
itorのStirlingで変更していました。早速利用させていただきます。




suzaku メーリングリストの案内