[Suzaku:01313] Re: Linux環境の構築
mizo
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2008年 11月 28日 (金) 18:12:48 JST
溝渕です。
Nobuaki Sugishima wrote:
> 1.coLinuxによる方法
> sz310を使用していた時はこれで一通り動いていました。
>
> ただし現在は保守モードらしい。
>
> 2.uCLinuxによる方法
> 現在の主流らしいが、Embeddedショーでの貴社の講演ではユーザが
> システム領域を簡単に破壊できてしまうなどの欠陥があるらしい。
SUZAKU用のLinuxディストリビューションとして
- atmark-dist
- uClinux-dist
の2つを用意しています。
SZ410に関しては、atmark-distのみの対応しています。
uClinux使用時に
"システム領域を簡単に破壊できてしまう"
というはMMUが無いために直接任意のアドレスにアクセスできてしまうことでは
ないでしょうか?
> 3.ATDEによる方法
> 先の講演ではDebianフルの最新形体だが、まだこの方法もあるといっ
> た程度の位置づけらしい。
クロス開発環境として、
- ATDE2
- coLinux
を用意しています。
現在はATDEを推奨しています。
> VMWareをインストール、atde2.vmxを起動、Hello
> Worldのコンパイルに着手しました。
>
> ここで問題発生。
>
> まずマニュアルではクロス環境のパッケージをインストールすることになって
> います。しかしATDEを利用した場合はこれは不要としました。
ATDE2にはpowerpc用のクロス開発環境があらかじめインストールされています。
> Hello Worldの件ですが、サンプル例のMakefileはatmark−distの
> ケースに関するものです。
>
> ATDEにおけるMakefileを示していただけると助かります。
http://suzaku.atmark-techno.com/files/downloads/suzaku/doc/atmark-dist_developers_guide_ja-1.0.4.pdf
上記URLにatmark-distへのアプリケーションを追加する方法が書いてあります。
「10.新規アプリケーションの追加方法」をごらんください。
> 基本認識に誤りがある、やはりatmark−distのインストールは必
> 須、ならその旨ご指摘ください。
「クロス開発環境」と「SUZAKU用Linuxディストリビューション」を一緒に考え
てはいませんか?
atmark-distをビルドする流れは、
1. ATDEのインストール
2. ATDEを起動し、ATDEでatmark-distをダウンロード
3. ATDEでatmark-distをビルド
となります。
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