[Suzaku:01650] Re: SZ410-SILの使用方法について

kawaoka email@hidden
2009年 10月 21日 (水) 00:31:52 JST


川岡です。

>  8.最初にLEDが制御されているのを確認し、RS232経由でメッセージが表示さ
> れてMPMCのBASEアドレスにアクセスしたところでプログラムが止まってしまい
> まったく応答しない。

プログラムは、アクセスしただけで止まるような構造ではないのに
止まってしまうような場合、経験的なのですが、
 ・ベースアドレスが違う。
 ・何かの手違い(portが違う、クロックの位相が逆)で、
   ideleyに異常な値が設定されている
があげらるるかと思っています。
なので、プログラムのミス、EDKの設定ミス(特にPortの設定)を、
今一度お確かめいただけましょうか。

それでも腑に落ちない場合、
SUZAKUのプロジェクトにEDKで生成したMPMPを移植し、
mhsや挙動の比較調査をいただくのが良いかと思います。


suzu bun さんは書きました:
>   お世話になります。 鈴木です。
>  
> 早速の回答ありがとうございました。
>  SUZAKUのAVボードを参考にして考えてみます。
> 
>  > DRAMを1枚づつ(16bitづつ)使うなら問題はないかと思います。
> 
>  上記の件なんですが、一応自分なりに以下の方法で実施してみたのですが
>  DDR2のアドレスにアクセスしたとたんにプログラムが止まってしまいます。
>  何か原因があるのでしょうか?以下に実施内容を簡単に記載します。
>  
>  「実施内容」
>  1.SUZAKU(SZ410)のJP2をジャンパしてFPGAのみとして起動する。
>  2.EDKのBSBウィザードを使用してある程度のひな形となるプロジェクトを作 
> 成する。
>  3.これとは別にEDKを起動してBSBにてXILINXのリファレンスボード 
> (Virtex4FX搭載でDDR2のものML40*)を選択しプロジェクトを作成する。
>  4.XILINXのリファレンスボードのMPMCの部分をテキストレベルでmhsおよび 
> mssファイルにコピーしSZ410用に仕上げていく。
>  5.ucfについてもMPMCの部分をコピーし、ピンアサインはSZ410のDDR0(1枚 
> 目のDDR2SDRAM)の部分に合わせてmhsとの整合性を取りながらプロジェクトを作 
> 成する。
>    (この状態では2枚目のDDR2SDRAMもピンアサインは一切指定しない。とり 
> あえず1枚を動かしたいので・・・)
>  6.ソフトウェアについてもXILINXのリファレンスボードの 
> TestApp_Memory_ppc405_0のソースをコピーする。
>  7.コピーしたTestApp_Memory_ppc405_0のソースを実行する前に、main関数 
> 内でLEDの制御が出来るようにソースを追加。
>  7.download.bitを作成しSUZAKU(SZ410)にダウンロードしてアプリケーショ 
> ンを実行する。
>  8.最初にLEDが制御されているのを確認し、RS232経由でメッセージが表示さ 
> れてMPMCのBASEアドレスにアクセスしたところでプログラムが止まってしまい 
> まったく応答しない。
>  
>  以上がSUZAKU(SZ410)にXILINXのIPコアであるMPMCを追加した状態で発生する 
> 事象です。
>  何かアドバイスがあれば教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
>  なお、EDKについては10.1.03および11.3双方で確認しましたが同じ結果でした。
>  
>  
>  > Date: Mon, 19 Oct 2009 21:09:46 +0900
>  > From: email@hidden
>  > To: email@hidden
>  > Subject: [Suzaku:01648] Re: SZ410-SILのの使用方法について
>  >
>  > 川岡と申します。
>  >
>  > >  1.SZ410のデフォルトにて採用されているMPMCがXILINX純正のものでない理由
>  > > について。
>  >
>  > アドレスバス、コントロール線について
>  > IPコアからは1系統しか出ていないのに対して、
>  > SUZAKUでは、2枚のDRAMに個別配線しているため2系統必要になります。
>  > DRAMはタイミングがシビアなため、必ず最終出力バッファで
>  > ラッチする必要があるのですが、
>  > IPコアそのままだと最終出力バッファではない
>  > 途中のロジックでラッチがかかってしまうため、
>  > ちょっとだけ手を入れて使ってます。
>  >
>  > >  2.デフォルトにてLINUXが動作している状態で、USER IP( 
> $B%O!<%I%&%'%"?)から
>  > > DDR2メモリ内容の読み出しを実施したい場合のインタフェース手法について。
>  > >   (グラフィック表示(VGA,XGA等)を行う場合、読み出しは確定性の高いハー
>  > > ウェアで行うのが良いとの発想からメモリ内容をハードウェアにて読み出 
> したい
>  > > 為)
>  >
>  > SUZAKUのAVボードを参考にしていただければと思っています。
>  > http://suzaku.atmark-techno.com/series/av-board
>  > このAVボードのIPコアはDMA+FIFOを実装しております。
>  > このDMA+FIFOのような実装をすれば、
>  > 性能的には、VGAフルカラーの帯域は出ると思います。
>  > XGAフルカラーの帯域まででるかは試してみないとわからないところです。
>  > (計算値的には出そうなのですが、試してみないとわかりません。。)
>  >
>  > >  3.デフォルトでの使用ではなくBSBなどを使用したユーザ独自回路の構成時に
>  > > おけるDDR2S DRAMの制御方法(MPMCの実装及び接続)について。
>  >
>  > DRAMを1枚づつ(16bitづつ)使うなら問題はないかと思います。
>  > 32bitで使う場合、1.の条件からそのままでは使えません。
>  >
>  > > 「実現したい内容」
>  > >  1.今回の開発で初めてSUZAKUを使用するのですが、可能であればLINUXを起動
>  > > している状態で必要な部分のみリアルタイム性をもった画像表示回路を実 
> 現した
>  > > いと思っております。
>  > >   実現不可能な場合は、LINUXを起動しない状態で、SUZAKUを単純なFPGAとし
>  > > て扱いEDK(SDK)のみ(PowerPC or MicroBlaze)での制御を考えております。
>  >
>  > DMAとFIFO(BRAMで実装)がキーになりそうですね。
>  > DMAに関しては、MPMCのインタフェースの使い方が
>  > FIFOに関しては、その容量とパスのどこに置くかがポイントですね。
>  >
>  >
>  > suzu bun さんは書きました:
>  > > 鈴木と申します。
>  > > 初めて質問させていただきます。
>  > >
>  > > 現在、SZ410を使用してのグラフィックLCD用制御ボードの開発段階で、い 
> くつか
>  > > 質問させていただきたいと思います。
>  > >
>  > > 「現在の開発環境について」
>  > > ・ISE DESIGN SUITE EMBEDED EDHITION 11.3 / ISE WebPack + EDK10.1SP3 
> のど
>  > > ちらかを環境変数の切替で使用。
>  > > ・PC:WIN XP SP3
>  > > ・VMWareにてATDE(Atmark Techno Development Environment)が動作可能。
>  > > ・ターゲット:SZ410+SUZAKUスタータキット
>  > >
>  > > 「現在までの確認事項」
>  > > ・SUZAKUに着手する前にSPALTAN3ANスタータキットでのEDKによるGPIOの制 
> 御な
>  > > どの作動確認を実施。
>  > > ・SZ410+スタータキットにて、「SUZAKUスター? %?!<%-%C%H%,%$%I?(FPGA 
> 開発
>  > > 編)」にて作動確認を実施。
>  > > ・SZ410のデフォルトプロジェクト(sz410-20090427)をEDK11.3(最新版)に 
> て動作
>  > > (LINUXが起動する)することを確認。
>  > > ・LINUXに関して、熟知していない。
>  > >
>  > > 「質問点」
>  > >  1.SZ410のデフォルトにて採用されているMPMCがXILINX純正のものでない 
> 理由
>  > > について。
>  > >  2.デフォルトにてLINUXが動作している状態で、USER IP(ハードウェア)から
>  > > DDR2メモリ内容の読み出しを実施したい場合のインタフェース手法について。
>  > >   (グラフィック表示(VGA,XGA等)を行う場合、読み出しは確定性の高い 
> ハー
>  > > ウェアで行うのが良いとの発想からメモリ内容をハードウェアにて読み出 
> したい
>  > > 為)
>  > >  3.デフォルトでの使用ではなくB SBなどを使用したユーザ独自回路の構 
> 成時に
>  > > おけるDDR2SDRAMの制御方法(MPMCの実装及び接続)について。
>  > >
>  > > 「実現したい内容」
>  > >  1.今回の開発で初めてSUZAKUを使用するのですが、可能であればLINUXを 
> 起動
>  > > している状態で必要な部分のみリアルタイム性をもった画像表示回路を実 
> 現した
>  > > いと思っております。
>  > >   実現不可能な場合は、LINUXを起動しない状態で、SUZAKUを単純なFPGA 
> とし
>  > > て扱いEDK(SDK)のみ(PowerPC or MicroBlaze)での制御を考えております。
>  > >
>  > >  上記の疑問点について、何かご教授していただければと思います。
>  > >  よろしくお願いします。
>  > >
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