[Armadillo:01159] プリンター稼働

[orihara]

折原と申します。

Armadillo9 の debian環境で、いくつかのプリンターを動作させることが
出来ましたので、報告です。

canonの PIXUS 960i, iP4200, HPの Deskjet 970Cxi, epsonの PM-780CSの
それぞれのプリンターで、漢字入りのテキストを印刷できました。

印刷環境は、CUPSを使用しました。
apt-get コマンドで、cupsys cupsys-bsd cupsys-client foomatic-bin
gs-esp a2ps 、そのほかに漢字フォントを導入し、そして、
gs-esp 以外の gs は削除。

プリンターの追加(?) は、こんな感じです。
(それぞれの互換ドライバーを指定し登録)
(HP Deskjetも同様のはずですが、どの ppdだったか ・・・)
lpadmin -p EPSON -m
foomatic-ppds/Epson/Epson-Stylus_Color-stcolor.ppd.gz -v usb:/dev/usb/lp0 -E

lpadmin -p PIXUS -m foomatic-ppds/Canon/Canon-BJC-800-bjc800.ppd.gz -v
usb:/dev/usb/lp0 -E

この後で、canonのプリンターに関しては DPIの設定を手動で追加 (600DPI)


この段階で、ほとんどのパッケージは日本語対応になっているようで、
大きな修正もなく動かせるようです。
(もしかすると、a2psに関しては EUC-JP用に設定変更が必要かもしれません)

ただ、texttopsフィルターは、それに代わる日本語フィルターを用意しなけれ
ばなりませんでした。
場所は /usr/lib/cups/filter で、jatext2ps というスクリプトを作成。
(内部は、 a2psを呼び出しているだけのようなものです)

そして、それに合わせて、/etc/cups にある mime.convs に次の行を追加。
text/plain application/postscript 33 jatext2ps

# この日本語フィルターが無くても、日本語 (文字コード EUC-JP)の PostScript
# はそのまま印刷できるようです。

・・・ こんなところです。