[Armadillo:01372] Re: ipsecの件
chris mcharg
email@hidden
2006年 11月 13日 (月) 10:58:24 JST
マカーグです。
syuhei wrote:
> syuです
>
> armadillo230でipsecに挑戦しようとしているのですが、どうも上手くいきません
>
> $make CC=arm-linux-gcc
> を実行したあと下記のようなエラーがでてしまいます
>
> arm-linux-gcc -I../../src/libipsec -include ../../src/include-glibc/glibc-bugs.h -I../../src/include-glibc -I../../src/include-glibc -g -O2 -Wall -Werror -Wno-unused -o setkey setkey.o parse.o token.o ../libipsec/.libs/libipsec.a -lfl -lcrypto -lresolv
>
> /usr/lib/gcc/arm-linux/3.4.4/../../../../arm-linux/bin/ld: cannot find -lfl
[...]
ipsec-toolsをコンパイルするにはflexも必要です。
debianのクロスパッケージなら
http://download.atmark-techno.com/debian/stable/
からダウンロードできます。依存関係でm4パッケージも必要になります。
後、configureスクリプトは大丈夫でした? 私はクロスコンパイルに対応してい
ない部分(sshライブラリのバージョンチェック)をコメントアウトしました。
> もしかしたら、Linux側の環境が影響しているかもしれませんので、実際にipsecのビルドを行った環境(linuxのディストリビューション、カーネルのバージョン、atmark-distのバージョンなど)をお教え願います。
>
> またwebページのipsec設定方法の2の所でipsecを動かすための必要なファイルをftpで転送とありますが、どのようなファイルを転送すればよいのでしょうか?
ipsec-toolsのバイナリ(setkey, racoon)、バイナリが依存しているライブラ
リ、そして設定ファイルを生成するスクリプトになりますね。依存されているラ
イブラリは例えば、arm-linux-objdump -p setkey で確認できると思います。
また、クロスコンパイル用のライブラリを開発環境にインストールしてから、
make済みのatmark-distのromfsディレクトリに下に自分でコンパイルしたバイナ
リと設定ファイルをコピーして、
atmark-dist$ make romfs image
を実行すれば、全ての必要なライブラリも自動的にromfsの下にコピーされて、
イメージに含まれます。このイメージをターゲットに書き込めば、毎回ftpで
ファイルを転送しなくてもいいと思います。
> またftpで転送するだけなら、その必要なファイル(setkey、racoonなどと思うのですが・・)を他のarmadilloに載せても動きそうな気がしますので、
> 提供していただけたら助かります。
> もしかしたら、既にArmadillo開発サイトのダウンロードにあるのかもしれませんが、上手く見つけれませんでしたので、そのときはURLの方をお教え願います
>
実は、今週のET2006のためにIPsecを利用したデモを用意しております。手動鍵
処理(setkey)しか利用していないんですが、デモのソース、イメージファイルや
説明を近いうちにwebで公開する予定ですので、参考になると思います。
http://www.atmark-techno.com/news/events/061020_et2006
> http://armadillo.atmark-techno.com/armadillo-210/howto/ipsec/ipsec_compile/ipsec_auto_setting
armadillo メーリングリストの案内