[Armadillo:01390] Re: IPsecのmakeエラー
chris mcharg
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2006年 11月 17日 (金) 20:07:32 JST
マカーグです。
--with-openssl= のオプションなんですけど、/usr/lib だと、ターゲット
(Armadillo)用じゃなくてホスト用のライブラリが利用されることになると思
います。arm用のライブラリは/usr/arm-linux/libの下にインストールされると
思います。ライブラリが/usr/arm-linux/lib以外の場所にある時だけ(自分でラ
イブラリをクロスコンパイルした時とか)--with-openssl= などの指定を利用し
ないといけないと思います。
opensslのテストなんですけど、多分configureに CC=arm-linux-gcc を指定しな
いと、ホスト用のgccが使われて、ホスト用のライブラリも参照されて、開発環
境にターゲット用のライブラリがなくても、configureが通ってしまうと思います。
推測だけですが、configureに CC=arm-linux-gcc を指定してもopensslのテスト
が通るというのは、多分テストバイナリが実行されないからだと思います。
以下のコードを見ると、テストにはプリプロセッサしか利用していないように見
えます。
int
main ()
{
#if OPENSSL_VERSION_NUMBER < 0x0090602fL
#error OpenSSL version is too old ...
#endif
;
return 0;
}
syuhei wrote:
> syuです。
> 金子さん有難うございます。
> opnsslのライブラリ指定をすれば./configureが上手く通りました。
>
> ./configure時のコマンド
> ./configure --build=i686-pc-linux-gnu --host=arm-linux-gnu --with-kernel-headers=/home/syu/atmark-dist-20061020/linux-2.6.x/include/ --with-openssl=/usr/lib
>
> 次にmake CC=arm-linux-gccを行ったところ
> setkeyまでは上手くmakeできていたのですが、
> racoonのmakeの際に
> yacc -d ./cfparse.y &&
> mv y.tab.c cfparse.c &&
> mv y.tab.h cfparse.h
> /bin/sh: line 1:yacc command not found
> と出てエラーになりました。
> whichでyaccで探してみても、そのようなコマンドはなかったです。
> yaccを使用するにはbisonなどのパッケージを入れる必要があるのでしょうか?
> atmarkTechnoのダウンロードサイトを見てもyacc用のパッケージがなかったように思えたのですが、もしかしたらmakefile内のその行をコメントアウトでいいのですか?
>
> 組み込み、クロスコンパイルも初めてなので質問ばかりになってしまっているのですが、ご存知であればお教え願い致します。
>
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