[Armadillo:02945] Re: Armadillo-500 developers guide version 1.02 プロダクト別のアプリケーションについて

nakai email@hidden
2008年 6月 5日 (木) 18:27:45 JST


nakaiです。

g-kihara さんは書きました:
>  
> お世話になっております。
> 木原です。
>  
> Armadillo-500 developers guide version 1.02
> の10.2.3. 追加アプリケーションの設定ですが、
>  
> 「追加したアプリケーションをプロダクトMakefileに追加します。プロダクト 
> Makefileには、SUBDIR_y※1 と呼ばれ
> る変数が用意されています。ここに、アプリケーションのディレクトリ名を追加 
> します。
> :
> :
> SUBDIR_y += hello」
>  
> の文章のうちの「プロダクトMakefile」は、どこにあるのでしょうか?

atmark-dist/vendors/$(CONFIG_VENDOR)/$(CONFIG_PRODUCT)/Makefile
です。
Armadillo-500の場合ですと、
	CONFIG_VENDOR = AtmarkTechno
	CONFIG_PRODUCT = Armadillo-500
となります。
# Atmark-distをコンフィグレーションして生成したatmark-dist/.configの
# 最下部に記述があります。

> あと、作業の流れが良く見えないのですが、
>  
> ~/atmark-dist-20071018/vendors/AtmarkTechno/Armadillo-500.Base/hello
>  
> の下に、
>  
> 10.2.2のソースコードhello.c と Makefile(P38に掲載)を用意して、
>  
> make
>  
> を行った後、
>  
> 10.2.3の作業を行い、
> makeすればよろしいのでしょうか?

10.2はアプリケーションの追加方法の一連の流れで記述されているので、
順番に作業を行えばよいです。

10.2.4でビルド方法は7.5と同じということなので、
atmark-distのトップに移動して、
	make
すると追加したアプリケーションを含むイメージファイルが作成されると思います。

> 10.1の作業は、helloを含んだターゲットボード用のイメージファイルを作成す 
> るのが
> 目的であるというのは理解できますが、10.2の作業というのは、
> 10.1の作業のあとに必ず行わないといけないのでしょうか?
> それとも別のケースですか?

別ケースです。
10.1で説明されている方法は、atmark-distの外側で対象のアプリケーションをビルドする方法。
10.2では、atmark-distにアプリケーションのソースを登録してビルドする方法。
となります。
なので、ただアプリケーションを試す場合には10.1でビルドしたものをターゲットに転送し
動作確認すればよいと思います。

10.2でatmark-distにソースを登録する方法を紹介しているのは、
・ソースコードの配布
・1回のmakeコマンドでイメージファイルを作成する場合
などのためだと思います。



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