[Armadillo:03574] Re: クロスコンパイルについての質問です。

Takenoshita Koyo email@hidden
2008年 10月 22日 (水) 11:19:31 JST


新しいATDEではconfigureが通るということは、
「arm-linux-gnu-arm-linux-gnu-gcc」となる方の
ATDEでは、環境変数か何かの設定を変更しているみたいですね。
こちらの環境で現象が再現できないです。

> また、新しくatdeを立ち上げ、「--cross-prefix=arm-linux-gnu-」を
> つけないで実行するとコンパイルはできたのですが、makeすると
> strip ffserver
> strip: Unable to recognize the format of the onput file 'ffserver'
> というエラーになります。
「--cross-prefix=arm-linux-gnu-」をつけていないので、
ストリップするときに、「arm-linux-gnu-strip」ではなく「strip」を
つかっているんだと思います。

$ make 2>&1 | tee make.log
とすると、make時のログを画面に表示しつつmake.logというファイルに保存してくれるので、
$ grep strip make.log
arm-linux-gnu-strip ffmpeg
arm-linux-gnu-strip ffserver

make時にどんなコマンドを実行したか調べられます。

(「--cross-prefix=arm-linux-gnu-」をつけないで、というのは、
エラーが発生するATDEにて、という意味でした。)

まとめ
1. cofigureに指定できるオプションは、./configure --helpで調べることができます。
2. configureしたときのログは、通常config.logに保存されます。
   ffmpegでは、「--logfile=config.log」というオプションが必要でした。
3. makeしたときのログは、「make 2>&1 | tee make.log」でmake.logに保存することができます。
4. エラーが発生したときは、ログを見ると問題の検討を付けることができます。
5. 質問するときは、実行した環境(デフォルトから変更している場合は変更点も)、
   使用したバージョン、発生したエラー、できれば該当箇所のログ
   を沿えていただけると、情報が得やすいと思います。

-- 
Koyo Takenoshita



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