[Armadillo:04662] Re: Armadillo-500 FXによるUSBカメラの制御について

[佐藤 智也]

佐藤です。

ご確認いただきありがといございます。
Armadillo-500 FX にてUSBカメラ（AF QCAM-200R）の初期化と、
左右上下の動作を確認することができました。

ご指導ありがとうございました。


> 動作確認をしてみました。
>
> 動作させるポイントは、記事の中にある「UVCとXUを透過的に利用するには」
> に
> なります。
>
> 記事の中に手順はありませんが、UVCとXUではコマンドが異なるため、マッピ
> ン
> グ情報を初期化する必要があります。
>
> この操作は、uvcdynctrlを使用して行なうことができます。
>
> まずは、arm用のuvcdynctrlをビルドします。
> ビルドには、libxml2のクロスライブラリが必要になります。以下のHOWTOを参
> 考
> にしてください。
>
> [HOWTO: クロス開発用ライブラリをインストールする方法]
> http://armadillo.atmark-techno.com/howto/install-cross-libraries
>
> $ svn co http://svn.quickcamteam.net/svn/qct/Linux/ libwebcam
> $ cd Common/include/
> $ wget
> http://svn.berlios.de/svnroot/repos/linux-uvc/linux-uvc/trunk/uvcvideo
> .h
> $ wget
> http://svn.berlios.de/svnroot/repos/linux-uvc/linux-uvc/trunk/uvc_comp
> at.h
> $ cd ../../
> $ mkdir build
> $ cd build
> $ cmake ..
> $ find ../../ -type f -exec sed -i 's/gcc/arm-linux-gcc/' {} \;
> $ make
>
> - build/Apps/uvcdynctrl/build/Apps/uvcdynctrl-0.2
> - build/Libs/libwebcam/libwebcam.so.0.1.2
> - Apps/uvcdynctrl/data/046d/logitech.xml
> - libxml2.so.2
>
> をそれぞれArmadillo-500 FXにコピーします。
>
> Armadillo-500 FXで以下のコマンドを実行して、マッピング情報を初期化しま
> す。
> # ./uvcdynctrl -d video0 -i logitech.xml
>
>
> 次にhello-sdl-inputをビルドします。一部コマンドに誤りがあるため修正す
> る
> 必要があります。
>
> hello-sdl-input.c
> - #define V4L2_CID_PAN_RELATIVE_LOGITECH  0x0A046D01
> - #define V4L2_CID_TILT_RELATIVE_LOGITECH 0x0A046D02
> + #define V4L2_CID_PAN_RELATIVE_LOGITECH  0x009A0904
> + #define V4L2_CID_TILT_RELATIVE_LOGITECH 0x009A0905
>
> 次にmakeします。
>
> [PC]$ FX=1 make hello-sdl-input
>
> hello-sdl-inputとsapporo.jpgをArmadillo-500 FXに転送して動作確認を行
> なっ
> てみてください。
>
> 起動時にカメラの位置が初期化され、Armadillo-500 FXのLCD右側にある↑↓
> →←
> キーを押すとカメラが動くのが確認できると思います。
>
> 以上です。
>