[Armadillo:05762] Re: Armadillo-4x0用ブートローダーのアップデート
nakai
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2010年 9月 1日 (水) 17:02:33 JST
nakaiです。
すみません。少し訂正します。
> エントリーポイントも変更されています。
> 0x83000000 → 0x80800000
これは、フラッシュメモリからDRAMへジャンプする場合の
エントリーポイントでした。
フラッシュメモリから起動した場合、
0xA0000000からプログラムを実行し、
DRAMの初期化、プログラムのリロケートなどのあとに
フラッシュメモリからDRAMへジャンプするように作られています。
ですので、正しくは、
フラッシュメモリから起動する場合のエントリーポイントは未変更です。(0xA0000000)
shoehornを使用してシリアルブートさせた場合のエントリーポイントが、
0x83000000から0x80800000に変更されました。
ということになります。
(2010/09/01 16:07), nakai wrote:
> nakaiです。
>
> 佐藤さん、舘野さんからご指摘いただいた不具合[1]に関しまして、
> [1] http://lists.atmark-techno.com/pipermail/armadillo/2010-August/005732.html
>
> 正式な対策を施したhermit-atをリリースいたします。
>
> ● 変更内容(hermit-at-2.0.4)
> - tftpdl及びtftpboot時に、32MB以上のファイルをダウンロードすると、
> Armadillo-4x0がリセットされる不具合を修正
> tftpで使用するダウンロードバッファがオーバーランしてしまい、
> hermit自身のコードを上書きしてしまうことが原因です。
> オーバーランしないように修正しました。
> - Armadillo-4x0で、bootloaderが使用するメモリマップを変更
> 効率的にメモリを使用できるように変更しました。
> エントリーポイントも変更されています。
> 0x83000000 → 0x80800000
>
> この修正により、initrdを理論上の最大サイズ[2]まで利用することが
> できるようになりました。
> 動作確認として、Armadillo-440で54MB程度のファイルシステムイメージを
> 起動できることを確認してあります。
> [2] http://armadillo.atmark-techno.com/faq/initrd-max-size
>
> また、Armadillo-4x0のbootloader(hermit)のエントリーポイントの変更により、
> shoehorn-atも変更する必要があります。
>
> hermit-at-2.0.4のloader-armadillo4x0-boot-v2.0.4.binを用いて、
> shoehornで起動する場合は、shoehorn-at-1.1.0をご利用してください。
> (shoehornは、フラッシュメモリを工場出荷状態にもどす場合や、
> bootloaderが壊れた状態を復旧するためのものです。)
>
>
> ● ダウンロード
> 以下のURLからダウンロードすることが可能です。
> - hermit-at-2.0.4
> http://download.atmark-techno.com/hermit/2.0.4/
>
> - shoehorn-at-1.1.0
> http://download.atmark-techno.com/shoehorn/1.1.0/
>
> - hermit-at-win (hermit-at-2.0.4/shoehorn-at-1.1.0版)
> http://download.atmark-techno.com/hermit/2.0.4/hermit-at-win_20100901.zip
>
>
> 本アップデートは、2010年9月に予定しています、
> ソフトウェアアップデートにて、DVDに収録される予定です。
>
> ご質問等ございましたら、本スレッドに返信していただくようお願いします。
>
> ---
> nakai
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