[Armadillo:06950] Re: VMware Player と ATDE によるクロス開発環境について

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2011年 4月 5日 (火) 12:33:46 JST


山本さん

天城です。

古賀さんのおっしゃる通りで、Armadilloでの並行した動作評価は必須だと思います。

それと、GUIも複雑な画面の場合、画面の書き換え、応答などの体感的なものを、最初
に
評価しておいた方が良いと思います。

私が関与した物件(Pascal&C++)では、パスとシリアルのポートなど一部環境の違いを$i
fdefで
切り替えることでFedora13上とArmadilloでほぼそのまま動作しましが、
さらにGUIの動きをスムーズにするために、ArmadilloのGUIの動きにあわせて、
プログラムを15%程度調整しました。
(一点だけ、ビットシフトの動作が386,SHとARMでは異なってたので、C++とPascalのソ
ースを
調整しました)


atde3では、Debian/lennyを使ってますが、現在では旧安定版になっていますので、
最新のアプリやライブラリをDebianのパッケージサイトからダウンロードできない場合
が
あります。その場合、ソースからARM用にクロスコンパイルするには、そのアプリとARM
に
熟知しないとconfigのパラメータ設定に苦労することになります。
したがって、採用するアプリやライブラリの事前調査、動作確認も必要です。

そういえば、WebサーバはArmadilloに? それとも、別のPC Linuxで?
PCでしたらApacheそのままを使うと思います。
Armadilloの場合はthttpd,lhttpdにするか、DebianにしてApacheにするかも検討が必要
かもしれませんね。


----- Original Message -----
>Date: Tue, 05 Apr 2011 11:14:34 +0900
>From: Shin-ya Koga <email@hidden>
>To: email@hidden
>Subject: [Armadillo:06949] Re:
> VMware Player と ATDE によるクロス開発環境について
>
>
>サムシングプレシャスの古賀です。
>
>山本さん([Armadillo:06947]):
>>LinuxのWEBサーバーも構築の必要があるので、Fedora14の開発
>>環境を作って動かした方が効率が最初は大変でも後々よさそう
>>ですね。
>
>基本的には、そうだと思います。
>
>ただし、PC Linux で動いたものを、そのまま Armadillo で
>動かせるかとは限りません。実メモリの容量や、CPU パワー
>などのリソース制約が PC とは異なりますから、Armadillo 上
>での評価も並行して行うのが良いかも知れません。
>
>たとえば、次のようなことも、検討されるのが良いんじゃない
>かと思います。
>
>・WEB サーバや JVM など、採用候補のソフトウェアが、
> Armadillo 上で動作実績があるかどうか。
>
>・それらのソフトウェアを組み込んだ際に、OS イメージの
> サイズが Armadillo のフラッシュメモリに収まるかどうか。
>
>--
>古賀信哉 (株)サムシングプレシャス
>_______________________________________________
>armadillo mailing list
>email@hidden
>http://lists.atmark-techno.com/cgi-bin/mailman/listinfo/armadillo




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