[Armadillo:07151] Re: Armadillo-220のシステムクロックの誤差
Takenoshita Koyo
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2011年 4月 26日 (火) 16:20:22 JST
竹之下です。
Linuxのシステムクロックは、ご指摘の通りCPUのタイマ割り込みを
元に積算していきますので、タイマの精度に応じて誤差が蓄積して
いきます。タイマの精度は、温度条件などによって変化します。
アプリの負荷に関しては、基本的には影響されないはずです。
(タイマ割り込みを取りこぼすほど長い時間割り込み禁止にするような
お行儀の悪いドライバなどがいない限り)
Armadillo-220の具体的な誤差に関しての測定結果は持ち合わせていないのですが、
adjtimexを使うと、システムクロックの精度を測ることができます。
また、測定した誤差を元に、タイマ割り込みが入る度に誤差分を補正してあげる
ことで、システムクロックの精度を高めることもできます。
man 8 adjtimex や、以下のページを参照してみてください。
http://archive.linux.or.jp/JF/JFdocs/Clock/time-tracking.html
takahashi takamichi さんは書きました:
> 中央製作所の高橋と申します。お世話になります。
>
> Armadillo-220において、システムクロック(非RTC)の誤差について調べています。
> 過去ログに「Armadillo-9の時計精度」という記事を拝見し、
> CPUに入るクロックの精度とRTCの精度云々...という辺りまでは
> 理解したのですが、月差や日差など具体的なデータがありましたら教えて下さい。
>
> 24時間放置して実測して見るのですが、タイマ割り込みで積算した値ということは、
> 負荷の状況によっても誤差が出たりするんでしょうか。
>
> 以上、よろしくお願い致します。
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