[Armadillo:08231] Re: USB無線アダプタを使用したArmadillo500FXのアクセスポイント構築
Teruyuki Nomura
email@hidden
2012年 8月 8日 (水) 21:47:27 JST
大塚様
野村です。
ご教授ありがとうございます。
アドバイスのおかげで、進展がみられましたが、
新たな問題が発生しました。
皆様
引き続きご教授よろしくお願いします。
下記に詳細を示します。
---------------------------------
①hostapdについて
/etc/hostapd/hostapd.confで
hw_mode=g
と変更してみて、hostapdを起動してみたところ
エラーは表示せず、wifiのクライアント機能を持ったPCから、
設定したESSIDが表示するようになりました。
ブリッジは設定していなかったので、アクセスはできませんでした。
②brctlについて
ATDE2でカーネルの設定を確認したところ
networking -> 802.1d Ethernet Bridging
が有効になっていませんでした。
Ethernet Bridgingを有効にして、カーネルイメージを生成し、
Armadillo500FXのROMに書き込んだところ、brctlでブリッジbr0
を作成することができました。
③insmodのエラー
作業を円滑にするため、自動でwlan0を認識させるように、
シェルスクリプトを記述しました。
USB無線アダプタのドライバファイル(8192cu.ko)は、
/8192cu.ko に配置しています。
/etc/rc.localに
/sbin/insmod /8192cu.ko
/sbin/ifup wlan0
と記述し、再起動をかけたところ、ドライバの読み込みに失敗しました。
手動で、insmod /8192cu.koを実行したところ
insmod: error inserting '8192cu.ko': -1 Invalid module format
とエラー表示され、今まで読み込めていたドライバファイルが読み込めなくなってしまいました。
insmodのエラーの原因が不明であり、現状ここでストップしています。
2012年8月8日 17:37 Satoshi OTSUKA <email@hidden>:
> 大塚と申します。
>
> 今手元に野村さんと全く同じ環境を作れないので
> いただいた情報の中から気がついた点だけ挙げさせていただきます。
>
>
> hostapd.conf の
> driver=rtl871xdrv
> の行ですが、hostapdでAPに設定するなら
> driver=hostapd
> になるのではないでしょうか。
>
> hw_mode=b
> となっていますが、これだと
> ieee80211n=1
> に設定しても 11g でなく 11b なので 11n も有効にならず、
> そのため
>> Driver does not support configured HT capability [HT40*]
> になっているということはないでしょうか。
> hw_mode=g
> に設定すべきではないでしょうか。
>
> また、
>> debian:/# brctl addbr br0
>> add bridge failed: Package not installed
> ですが、Armadillo 500FX の debian で
> # apt-get install bridge-utils
> を実行してエラーなくインストールされたのに
> このエラーが出るということは、
> kernel で
> networking -> 802.1d Ethernet Bridging
> を有効にされていないということはないでしょうか。
>
>
> 大塚聡史
> Satoshi OTSUKA
> email@hidden
>
>
> 2012年8月8日 15:11 Teruyuki Nomura <email@hidden>:
>> お世話になっております。
>>
>> 野村と申します。
>>
>> 私は現在、Armadillo500FXでUSB無線アダプタを使用して、
>> 無線LANアクセスポイントの構築を目指しています。
>>
>> 現状では、アクセスポイントとして動作せず、
>> インフラストラクチャモード(クライアント)も動作しません。
>> 私の力では、これ以上のことはわからないため、
>> メーリングリストにご参加の皆様方にご協力をおねがいします。
>>
>> 下記に詳細を示します。
>> この過程で何かございましたら、アドバイス等をお願いします。
>>
>> 以上、よろしくお願いします。
>>
>> -------------------------------------------------------------------
>>
>> Armadillo500FX 環境
>> ・SSDにdebianをいれて起動
>> ・カーネルは開発環境でmake menuconfigにて
>> <*> Wireless extensions
>> に設定したイメージを使用
>> 下記のページ1項~4項を参考にしました。
>> http://armadillo.atmark-techno.com/howto/a500fx-wlan-usb-module
>>
>>
>> 開発環境ATDE2
>> ・kernelの位置 /home/atmark/linux-2.6.26-at14
>>
>> USB無線アダプタ
>> ・Planex製無線LAN USBアダプタ(GW-USNANO2)
>>
>>
>> 現状実施したこと
>> 1.ドライバ・ツールの準備
>> 1-1 GW-USNANO2のドライバ・ツールのセット
>> (RTL819xCU__USB_linux_v3.4.3_4369.20120622.zip)をREALTEK
>> (http://www.realtek.com.tw/downloads/downloadsView.aspx?Langid=1&PFid=48&Level=5
>> &Conn=4&ProdID=277&DownTypeID=3&GetDown=false&Downloads=true#2772)よりダウンロード
>> 1-2 RTL819xCU__USB_linux_v3.4.3_4369.20120622.zipを解答し、Armadillo500FX及びATDE2に転送
>>
>>
>> 2.GW-USNANO2のドライバファイル作成
>> 2-1 ATDE2の/home/atmarkにRTL819xCU__USB_linux_v3.4.3_4369.20120622を配置
>> 2-2 RTL819xCU__USB_linux_v3.4.3_4369.20120622にあるディレクトリdriverの
>> rtl8188C_8192C_usb_linux_v3.4.3_4369.20120622.tar.gzを解凍し、
>> ディレクトリrtl8188C_8192C_usb_linux_v3.4.3_4369.20120622を生成。
>> 2-3 rtl8188C_8192C_usb_linux_v3.4.3_4369.20120622のMakefileを書き換え(添付ファイル参照)
>> 2-4 rtl8188C_8192C_usb_linux_v3.4.3_4369.20120622上でmakeし、ドライバファイル8192cu.koを生成。
>>
>>
>> 3.wireless-toolsをインストール
>> 3-1 Armadillo500FXでRTL819xCU__USB_linux_v3.4.3_4369.20120622にある
>> ディレクトリwireless-toolsのwireless_tools.30.rtl.tar.gzを解凍し、
>> ディレクトリwireless_tools.30.rtlを生成。
>> 3-2 wireless_tools.30.rt上でmakeし、wireless-toolsをインストール
>>
>>
>> 4.hostapdとwpa_supplicantをインストール
>> 4-1 Armadillo500FXでRTL819xCU__USB_linux_v3.4.3_4369.20120622にあるディレクトリ
>> wpa_supplicant_hostapdのwpa_supplicant_hostapd-0.8_rtw_20120622.zipを解凍し、
>> ディレクトリwpa_supplicant_hostapd-0.8を生成。
>> 4-2 wpa_supplicant_hostapd-0.8にあるディレクトリhostapdに入る
>> 4-3 ディレクトリhostapd上でmakeし、hostapdをインストール
>> 4-4 ディレクトリhostapdからwpa_supplicant_hostapdに戻り、ディレクトリwpa_supplicantに移動する。
>> 4-5 ディレクトリwpa_supplicant上でmakeし、wpa_supplicantをインストール。
>>
>>
>> 5.GW-USNANO2のセット
>> 5-1 ATDE2にある8192cu.koをarmadillo500FX内に転送する。
>> 5-2 Armadillo500FXでinsmod 8192cu.koを実行し、ドライバを認識
>> iwconfigの表示は下記参照
>> debian:/# iwconfig
>> lo no wireless extensions.
>>
>> eth0 no wireless extensions.
>>
>> wlan0 unassociated Nickname:"<email@hidden>"
>> Mode:Auto Frequency=2.412 GHz Access Point: Not-Associated
>> Sensitivity:0/0
>> Retry:off RTS thr:off Fragment thr:off
>> Encryption key:off
>> Power Management:off
>> Link Quality:0 Signal level:0 Noise level:0
>> Rx invalid nwid:0 Rx invalid crypt:0 Rx invalid frag:0
>> Tx excessive retries:0 Invalid misc:0 Missed beacon:0
>>
>> 5-3 ifup wlan0を実行
>>
>>
>> 6.GW-USNANO2をアクセスポイントとして起動
>> 6.1 Armaduillo500FXの/etc/hostapd/hostapd.confに設定を記入。(添付ファイル参照)
>> 6.2 /usr/local/bin/hostapd -B /etc/hostapd/hostapd.conf を実行
>> 下記のような表示が出て動作せず。
>>
>> debian:/# /usr/local/bin/hostapd -B /etc/hostapd/hostapd.conf
>> Configuration file: /etc/hostapd/hostapd.conf
>> drv->ifindex=3
>> l2_sock_recv==l2_sock_xmit=0x0x66680
>> Driver does not support configured HT capability [HT40*]
>> wlan0: Unable to setup interface.
>> +rtl871x_sta_deauth_ops, ff:ff:ff:ff:ff:ff is deauth, reason=2
>> rmdir[ctrl_interface]: No such file or directory
>> ELOOP: remaining socket: sock=6 eloop_data=0x666f0
>> user_data=(nil) handler=0x2b2a0
>>
>>
>>
>> * 余談ですが、fedora core12でGW-USNANO2のドライバをインストールし、eth0とwlan0をブリッジ接続で
>> 設定し、hostapdを動かした場合、アクセスポイントととして動作しました。
>> Armadillo500FXでは、 bridge-utilsをインストールして、brctlコマンドを実行してもブリッジが作成できないので
>> 現状では、ブリッジは作成していません。下記にその時の表示を示します。
>>
>> debian:/# brctl addbr br0
>> add bridge failed: Package not installed
>>
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