[Armadillo:08348] Re: ext3でフォーマットしたmicroSDの書き換え寿命の試算方法について
ichi
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2012年 9月 28日 (金) 15:44:37 JST
メーリングリストの皆様、お世話になっています。
ichi と申します。
この話題については、私も抱えている問題です。
ご質問の回答とはならないのですが、メモリメーカさんと
以下のようなやりとりがあったので、ご参考になればと思います。
メーカ推奨は、メモリは、SLC品 512MB でした。
--- 質問 -----------------------------------------------------
(1) 書き換え頻度
書き換えるデータ頻度などの情報は、
1日に512byteを4000個
です。
(2) 書き込みサイズ
ファイルは512x300,000個で約160Mbyteの固定的な大きさです。
このファイルに512byteのデータを書き込んでいきます。
300,000個を超えると1番目から上書きしていきます。
よって、MicroSDカードの容量すべてを使い切りません。
(3) 利用システム情報
ファイルシステムの予定としては、
Linux ext3
パーテションサイズ 256MB〜512MB
(その他は何も割り当てず空きにしておきます。)
です。
--- メーカ回答 -----------------------------------------------
あくまで机上計算値ではございますが、
こちらの製品をご使用頂けますと
御社システムの書き換え頻度 512byt 4,000回/日に対しまして
書き換え寿命上、十分なマージンを確保いただけます。
(計算上では御社書き換え条件の使用時、50年以上の書き換え寿命です)
こちらの製品のデータシートも合わせてご送付申し上げます。
■回答について
メモリメーカさんは単純なデータの書き込みからの計算だと思います。
Linuxのext3のファイルシステムの管理エリアなどの書き換えは
考慮していないのでは。と思っています。
よって、回答の寿命は短くなると考えます。
■私どもの対応
なるべく大きなメモリ 1GB,2GBなどを利用して、ウェアレベリングに
期待して、寿命を稼ごうとしています。
■Armadilloシリーズへの要望(すみません、話がそれますが。)
組み込み機器といってもデータ保存などで大きなファイル、
書き換えが多いファイルが必要となり、外部記憶装置の要望が出て
きて、MicroSDを選択しています。
ArmadilloのRAMが1GB程度あれば、RAMディスクに512M位割り当て
して書き込みや書き換えが多いファイルを置くことが
考えられます。
以上、ご質問の回答でなく、話がそれてしまいましたが、ご参考に
なればと思います。
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