[Armadillo:09000] Re: mmcblk0: error -110 transferring data

Honda Seijiro email@hidden
2013年 7月 9日 (火) 19:34:39 JST


飯野様

本田です。

ご回答ありがとうございます。

確か、SDのファイルシステムは規格で決められていたと思います。
SD=>FAT12/FAT16、SDHC=>FAT32、SDXC=>exFAT。

なので、FATの部分だけ強化しているというのは考えられそうです。

とはいえ、LinuxOSでFATを使用した場合、FAT用ドライバーとext用ドライバーの
品質の違いも関係しそうです。こちらに関しては、ext用ドライバーの方が作り
込んでいるような気もします。

まずは、ext2に変更するか、検討したいと思います。

以上です。
--
本田

> 飯野と申します。
> 
> 以前私もSDカードをEXT3で使ったことが有りましたが、ジャーナリングの
> 為か割りとすぐにダメになります。
> またSDカードは、FATの部分だけ強化したようなものが多く、下手に
> FAT以外のものを使うよりもFATのままの方が長持ちしたりします。
> #経験上です。
> 
> 少なくとも大量にデータを書き込む場合、EXT3等のジャーナリングファイルは
> おすすめしません。
> 
> (2013/07/09 18:07), TATENO Hiroyuki wrote:
>> 舘野です。
>>
>>
>>> Armadillo-420を組込んだ製品を運用中、microSDHCに
>>> データが書き込めない状態になりました。
>>>
>> ・・・・・・・・・
>>>
>>> 考えられる原因、壊れている領域(MBR?)、対策に関して、
>>> 御存知の方がいらっしゃいましたらご教授願います。
>>
>> おそらく、microSD内のFLASHメモリが壊れたのだと思います。microSDからの
>> レスポンスが返ってこないので、ドライバレベルでロックした状態になって
>> いるものと思われます。
>>
>> 壊れた時の対策としては、microSDを交換するしかないです。
>>
>> 壊れないようにする対策としては、
>>
>> (1) microSDへのアクセス頻度を減らす
>> (2) 長寿命のインダストリアル品を使用する
>>
>> 等が考えられます。
>>
>> (1) については、FLASHメモリには寿命がありますので、可能な限り
>> アクセス頻度を減らすようにすべきでしょう。例えば、ある程度のデータが
>> 溜まってから一度にmicroSDに書き込むようにするとか。
>>
>> ファイルシステムも重要で、ext3を使われているとの事ですので、FATよりは
>> 良い選択だと思われます。ただ個人的に、ジャーナリングの分余計に
>> アクセスするように感じられたのと、以前数ヶ月でmicroSDがダメになった
>> 経験も踏まえて、今はext2を使っています。
>> 以前このMLで、アットマークテクノさんではext2にて長期間動作確認している
>> 旨の情報を見たからでもあります。
>>
>> (2) のインダストリアル品は、コンシューマ品の10倍は書き込み寿命を
>> 保証してますので、効果的です。価格も10倍以上しますが。
>>
>> コンシューマ品は、「壊れたら交換します」的な感覚で売られてますので、
>> 信頼性を重視する場合には全くお薦めしません。
>>
>> ---
>> TATENO Hiroyuki
>>
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