[Armadillo:09245] [参考]Hermit-ATのTFTPブート機能、SW-0008F2デフォルト設定で動作せず。
Yanagihara, Kosaku
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2013年 10月 4日 (金) 11:51:53 JST
いつもお世話になっております、柳原です。
Armadillo-440のtftpブートが、プラネックスのSW-0008F2
というインテリジェントハブで機能しない場合がある症状
が見られましたので報告します。
症状:
SW-0008F2のSpanning Tree/STP Bridge Settingが有効
(デフォルト設定)になっていると、HermitのTFTPブートが
全く機能しません。
TFTPサーバ側でWiresharkでモニタリングしたところ、
Armadillo-440から一切パケットが送出されていない様に
見えました。
一方、SW-0008F2のSpanning Tree機能を無効にすると、
TFTPブートは正常に完了しました。(他のスイッチングハブ
よりひと呼吸遅い気はしましたが。)
なお、Armadillo-440をフラッシュ起動等でLinuxを起動した
後にtftpコマンドを使ったところ、Spanning Treeの設定状況
に関係なく、TFTPプロトコルによるファイル転送が成功する
ことから、Hermitのtftpクライアント機能との相性と思われ
ます。
捕捉:
SW-0008F2のSpanning Tree機能を有効にしていると、1~2秒
間隔でSTPパケットがブロードキャストされ続けますが、
これがHermit-ATのTFTP機能を阻害している可能性が考えら
れます。
以上、参考まで。
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