[Suzaku:00994] SUZAKU-Vで実行時間プロファイリング

大川 猛 email@hidden
2007年 7月 30日 (月) 15:35:42 JST


つくばにあります産総研の大川と申します。はじめまして。
いつもSUZAKUを楽しく使わせていただいております。

SUZAKU-Vで実行時間のプロファイルをとろうと思っています。
どの関数がどれだけ呼ばれて、どれだけ実行時間(CPU時間)がかかっているか、統計をとるやつです。
しかし、uClibcでは、gprofスタイルのプロファイラはサポートしないとのこと。

http://www.uclibc.org/downloads/Glibc_vs_uClibc_Differences.txt
>Profiling:
>-------------------------------------------------------------------
>
>uClibc no longer supports 'gcc -fprofile-arcs  -pg' style profiling, which
>causes your application to generate a 'gmon.out' file that can then be analyzed
>by 'gprof'. 

そのため、OProfileなどの別のプロファイラを使うようにとのことでした。
http://oprofile.sourceforge.net/

とりあえずこのOProfileを使ってみるつもりなのですが。。。
どなたか、SUZAKU-V上でプロファイラを使われている方はいらっしゃるでしょうか?
動作実績など教えていただけると助かります。


# Google検索ワード、 "SUZAKU gprof" "SUZAKU プロファイリング"
# ぐらいでは、誰か試した方はいなそうだったので投稿させていただきました。

* gprofも試してみました。
PCのLinuxだと、通常gprofを使うと思います。
gprofを使うためには、-pgオプションをつけてコンパイルすれば良いです。
しかし、リンク時に「_mcount」というシンボルが無くって、リンクできないそうです。
調べてみると、どうやら、-pgオプションでは、何かしらの関数の最初に_mcountを呼ぶコードを挿入するそうです。
http://www.gnu.org/software/binutils/manual/gprof-2.9.1/html_node/gprof_25.html

大川 猛 (Ohkawa Takeshi)
産業技術総合研究所情報技術研究部門 



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