[Suzaku:00938] Re: SUZAKU-AD+SUZAKU-Vを用いた開発に関しての

[Tetsuya Ohkawa]

大川です。

Daigo Yamada wrote:
> 大変お世話になっております。
> (株)システムアドバンス 山田と申します。
>
> SUZAKU-AD+SUZAKU-Vを用いた開発に関しての
> 問い合わせになります。
>
> ＜問い合わせ内容＞
>
>   SZ310-U00用A/DボードのデフォルトLinuxイメージファイル（ダウ
> ンローダHermit用binファイル）を新規に作成する方法を教えてください。
>   

■デフォルトのLinux用イメージファイルの作成方法

SUZAKU-Vのデフォルトに、
「A/D Boardソフトウェアマニュアル」(ver 1.0.1) の
3.3. アプリケーションの選択
4.4. ドライバの選択
を追加した設定で、ビルドしたものです。

■デフォルトのブートローダ用イメージファイルの作成方法

こちらは、A/D Board用に特化したものはありませんので、
SUZAKU-V標準のものと一緒です。
作成方法は、Hermit-atのソースコードを入手し、以下のようにmakeします。

[PC ~]$ ls hermit*
hermit-at-1.1.3-source.tar.gz
[PC ~]$ tar zxf hermit-at-1.1.3-source.tar.gz
[PC ~/hermit-at-1.1.3]$ make TARGET=suzaku PROFILE=powerpc

make に成功すると、loader-suzaku-powerpc-v1.1.3.bin という
イメージファイルが作成されます。

[PC ~/hermit-at-1.1.3]$ cd src/target/suzaku/
[PC ~/hermit-at-1.1.3/src/target/suzaku]$ ls loader-suzaku-powerpc*
loader-suzaku-powerpc-v1.1.3.bin

※ ソースコードは、以下から入手可能です。
http://download.atmark-techno.com/suzaku/tools/src/hermit-at-1.1.3-source.tar.gz

>
>   SUZAKU-ADのサンプルプログラムであるopb_sid00_v2_00_bの
> VHDLの内容に変更を加え、FPGAプロジェクト（z310-20070420）下の
> "\sz310-20070420\pcores"にコピーして、各種変更後、bitファイルの
> 生成をおこないました。
> その後LINUX開発環境に移行して、変更を加えたFPGAプロジェクトを
> 含むイメージファイル（.bin）を作成したいのですが、やり方が
> わかりません。
>   

bitファイルから binファイルへの変換は、
こちらの過去記事が参考になると思います。

http://lists.atmark-techno.com/pipermail/suzaku/2007-April/000875.html

> また、上記方法でイメージファイルを生成可能なものかもわかっておりません。
>
> 初心者の質問で大変申し訳ございませんが、ご回答いただけますよう、
> 宜しくお願いします。
>
>
>
> 以上、よろしくお願いいたします。
>
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