[Suzaku:00944] Re: XPSでのbinファイル作成
Tetsuya OHKAWA
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2007年 6月 13日 (水) 10:38:19 JST
大川です。
"Hello, World" と出力する程度のアプリケーションを
フラッシュメモリのimage リージョンに配置し、動作させてみました。
その手順を報告します。
環境)
・SUZAKU-V
・ISE/EDK 8.2, 9.1 (Windows XP)
手順)
1. アプリケーションソフトウェアの作成
XPS にて、"Hello, SUZAKU" と出力するアプリケーションを作成
2. リンカースクリプトの作成
[Generate Linker Script] で
・Section View の Memory 欄の Memory 部を
plb_bram_cntrl を sdram_controller に変更
・Heap and Stack View 欄の Memory 部を
plb_bram_cntlr を sdram_controller に変更
にします。
3. 作成されたリンカースクリプトを編集します。
・先頭の方にある STARTUP(_boot) の行を削除
・ENTRY(_boot) を ENTRY(_start) に変更
<参照>
『エンベデットシステム ツールリファレンスマニュアル』
エンベデット開発キット 8.1i 第10章:GNUコンパイラツール
(http://japan.xilinx.com/ise/embedded/j_est_rm8.pdf)
エンベデット開発キット 9.1i 第10章:GNUコンパイラツール
(http://japan.xilinx.com/ise/embedded/edk91i_docs/j_est_rm.pdf)
4. ROM化
生成された elf ファイルを bin に変換
> powerpc-eabi-objcopy.exe -O binary {xxxx}.elf {xxxx}.bin
Hermitで、{xxxx}.bin を imageリージョンに書き込み
5. 備考
割り込み等を使ったアプリケーションの場合、
上記の方法では、不十分のようです。
#成功しておりません。
Hideo Furuhashi さんは書きました:
> 大川様:
>
> お世話になります。古橋です。
>
>
>> これは、XPS で作成したアプリが BRAMの収まらないために
>> SDRAM上で動作させたいということでしょうか?
>>
>
> そうです。BRAMに入りきらなくなってしまいました。
>
>
>
>> imageリージョン用の binファイルを作成したいとのことですが、
>> Linuxは不要との認識で宜しいでしょうか?
>>
>
> Linuxは不要です。
>
>
>
>> なお、作成されたアプリケーションが、
>> Linuxアプリケーションに代替可能であれば、
>> 『SUZAKUソフトウェアマニュアル』の
>> 「uClinux-distでイメージを作成」等の流れで作成が可能です。
>>
>
> Linuxアプリケーションにすることも可能ですが、Linuxなしでいければと思い、質問させていただきました。
>
>
>
>> お使いの SUZAKUの種類もお願いします。
>>
>
> SUZAKU-V
> EDK 9.1i
>
> です。
>
>
>
> Hideo Furuhashi さんは書きました:
>
>> 古橋です。
>> お世話になっております。
>>
>> XPSで作成したアプリをSDRAM上で動かしたいのですが、イメージリージョン書き込み用のbinファイルはどのようにすれば作成できるのでしょうか?
>>
>> ご教授いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
>>
>>
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