[Suzaku:01382] Re: Platform Cable USB での開発について

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2009年 2月 2日 (月) 21:03:22 JST


中島です。

Yusuke Nakamori さんは書きました:
> 中森です.
> 
> いつも大変お世話になっております.
> 
> 
> 現在.Platform Cable USB でコンフィギュレーションデータを
> FPGA に書き込んでおります.
> 
> そこで質問が 2 点あります.
> 
> まず 1 点目は Platform Cable USB を用いて Direct SPI で
> SPI フラッシュにコンフィギュレーションデータを書き込むと
> 下記の URL にあるように FPGA 領域以外のデータは消えてしまう
> とありますが EDK で追加した GPIO のデータは消えてしまいますか.
> 
EDKで追加したGPIOのデータというのは
FPGAイメージの一部で、FPGA領域に保存されます。

> また Linux 領域のデータとは具体的にどのようなものですか.
> EDK で追加したアプリケーションとかが,それにあたりますか.
> 
EDKで追加したアプリケーションなども
FPGAイメージの一部で、FPGA領域に保存されます。

> 次に 2 点目ですが
> 
> http://suzaku.atmark-techno.com/dev/howtos/PlatformCableUSB
> 
> の方法であれば,FPGA で回路を動かしながら VMware 等で FPGA 上の
> Linux を動かせますか.
> 
> また上記の方法以外に Platform Cable USB を用いて FPGA と FPGA 上の
> Linux を独立して動かすことはできますか.

フラッシュメモリには
SUZAKUの様々なデータを
大きく4つの領域に分割して、保存しています。

FPGAイメージはその4つのうち、FPGA領域に保存します。
FPGAだけを変更している場合、変更したいのはFPGA領域だけなので、
FPGA領域だけ、書き換えられればいいのですが、DirectSPIでは、
書き換える領域を指定することができず、
フラッシュのすべてが書き換わってしまいます。

Platform Cable USBをもっているのであれば、
元の状態に戻すことが可能ですので、
1回試してみると、どういうことになるのか、
分かりやすいかもしれません。

SUZAKUスターターキットガイドv2.4.3のp43"6.SUZAKUを書き換える"に
フラッシュメモリの話を記載していますので、ご一読ください。





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