[Suzaku:01404] Re: ファイル保存領域の拡張について

NI 長谷川 email@hidden
2009年 2月 27日 (金) 13:23:07 JST


お世話になっております。長谷川です。

早速のご回答ありがとうございます。

下記のご説明で、おおよその流れはつかめました。

今回は、「解決案1」で対応を進めたいと思います。
また、メモリマップは以下のように変更したいと考えております。

     0x0 +------------+
         |    FPGA    | 1MB
0x100000 +------------+
         |    Boot    | 128KB
0x120000 +-----+------+
         |     | Kern |        3MB
0x420000 | IMG +------+ 5.81MB
         |     | User |        2.81MB <-縮小
0x6f0000 +-----+------+        <-縮小
         |   Config   | 1.06MB       <-拡大
0x800000 +------------+

つきましては、下記ご回答に対して、もう少しご質問、ご確認を
させてください。

> 1. hermitの修正
> フラッシュメモリのマップ情報を変更します。サイズは、Linuxカーネルと同じ
> にする必要があります。
> hermit-at/src/target/suzaku/flash_region.c
> で定義されているflash_regions_spi[]を変更します。

修正するhermitをダウンロードしようと思い、調査したところ、
以下のURLにソースがあることが分かりました。

http://download.atmark-techno.com/hermit/

また、makeの方法などはArmadilloのページを参考に
させていただいております。

http://armadillo.atmark-techno.com/howto/hermit-at-build

ここで、2点質問させてください。

質問1:
  現在、SUZAKU-V SZ410-U00 を利用させて頂いているの
  ですが、この製品に合致したhermitのバージョンは
  「1.1.15」で合っていますでしょうか?
  すなわち、以下のコードを元に修正すればよいのでしょうか?

http://download.atmark-techno.com/hermit/1.1.15/hermit-at-1.1.15-source.tar.gz

質問2:
  makeには「TARGET」、「PROFILE」を指定する必要がありますが、
  それぞれ何を指定すべきでしょうか?

> 2. Linuxカーネルの修正
> フラッシュメモリのマップ情報を変更します。変更するサイズは、フラッシュ
> メモリのブロックサイズ(64KB)の倍数でなければなりません。
>
> linux-2.6.18-at9/drivers/mtd/maps/suzaku.c
> で定義されているsuzaku_partitions_spi[]を変更します。

確認ですが、修正後は通常通りKernelをmakeしてイメージを
作成すればよいのですよね?


以上、宜しくお願いします。

----- Original Message ----- 
From: "mizo" <email@hidden>
To: "SUZAKU general discussion list" <email@hidden>
Sent: Friday, February 27, 2009 11:23 AM
Subject: [Suzaku:01403] Re: ファイル保存領域の拡張について


> 溝渕です。
>
> SZ410のフラッシュメモリ(8MB)のリュージョンマップは以下のようになっています。 
> 
>
>      0x0 +------------+
>          |    FPGA    | 1MB
> 0x100000 +------------+
>          |    Boot    | 128KB
> 0x120000 +-----+------+
>          |     | Kern |        3MB
> 0x420000 | IMG +------+ 6.81MB
>          |     | User |        3.81MB
> 0x7f0000 +-----+------+
>          |   Config   | 64KB
> 0x800000 +------------+
>
> 空きが無いため、configリュージョンのサイズを増やしたい場合は、他のリュー
> ジョンのサイズを減らすことになります。
>
> どのリュージョンを変更するかによって、修正方法は変わってきます。
>
> IMGリュージョンを減らすと、BBootの修正が必要無いので修正量が少なくなると
> 思います。
>
> NI 長谷川 wrote:
>> 条件3:ログ情報は最大1Mbyte程度累積できること。
>>
>> 解決案1:
>>  mtd機能で割り当てられているメモリマップを変更し、
>>  config領域を1Mbyte程度に拡張する。
>>  その分、Image領域を削る。
> 修正量が少ないので、この方法をおすすめします。
>
>> 解決案2:
>>  新たなパーティションを用意し、特定のフォルダに
>>  割り当てる。
>>  その分、Image領域を削る。
> flatfsdは、/dev/flash/configにファイルを保存するように作成されているた
> め、flatfsdの修正が必要になります。
>
> また、新たにリュージョンを作成する場合は、現在のリュージョンの移動を行な
> うと思いますが、FPGAリュージョンの開始アドレスだけは変更することができま
> せんので注意してください。
>
> Bootリュージョンの移動を行なった場合は、BBootの修正が必要になります。
>
>> また、対応する場合の手順は、どのようにすれば
>> よいでしょうか?
> 1. hermitの修正
> フラッシュメモリのマップ情報を変更します。サイズは、Linuxカーネルと同じ
> にする必要があります。
> hermit-at/src/target/suzaku/flash_region.c
> で定義されているflash_regions_spi[]を変更します。
>
> 各リュージョンの先頭アドレスとサイズは以下で定義してあります。
> hermit-at/src/target/suzaku/memregions_8MiB.c
> hermit-at/src/target/suzaku/memregions_spi.c
>
> 2. Linuxカーネルの修正
> フラッシュメモリのマップ情報を変更します。変更するサイズは、フラッシュ
> メモリのブロックサイズ(64KB)の倍数でなければなりません。
>
> linux-2.6.18-at9/drivers/mtd/maps/suzaku.c
> で定義されているsuzaku_partitions_spi[]を変更します。
>
> 3. フラッシュイメージの書き替え
> 1. 2. で作成したイメージファイルを、bootloader, imageの順に書き替えます。
>
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