[Armadillo:02662] Re: Armadillo-500のIPv6を有効にするとブートできなくなる

nakai email@hidden
2008年 1月 29日 (火) 19:54:54 JST


nakaiです。

A500でデフォルトのコンフィグレーションにIPv6を有効にした場合、
kernel全体のサイズが4Mを超え、ARM Linuxの許容範囲を超えてしまい、
dataのコピー時、またはbssの初期化時にアボートしてしまいます。

これの対策としては、「kernelのサイズを小さくする」というのが一般的です。
システム起動時に必要のないドライバはモジュール化したり、組み込まない
などの方法があります。

kernelのサイズの確認方法は、
kernelビルド時に生成されるlinux-2.6.x/System.mapの一番最後の行の
「xxxxxxxx B _end」
のxxxxxxx部分がサイズとなります。


どうしてもkernelのサイズが4MBを超えてしまうようならば、
添付のパッチをあてると回避はできます。
# あまりお勧めしません。


Takeshi Shoji さんは書きました:
> お世話になります。庄司と申します。
> 
> 「Armadillo:01874] Armadillo-500のIPv6対応について」の一連のやりとりを
> 参考にATDE2でコンパイル、Armadillo-500へダウンロードを行いましたが
> ブートできなくなってしまいました。
> 
> Atmark-dist、Linuxカーネルは下記にあるものを使用しています。
> http://armadillo.atmark-techno.com/armadillo-500/downloads
> 
> configのNetworking optionsにて「The IPv6 protocol」を切り替えるとブート
> できることは
> 確認しています。[(*)=ブートしない、( )=ブートする、(M)=試していません)
> 
> IPv6を有効にする際に何かお心当たりの情報がありましたら、教えていただけま
> せんでしょうか。
> 宜しくお願いします。
> 
> 
> _______________________________________________
> armadillo mailing list
> email@hidden
> http://lists.atmark-techno.com/mailman/listinfo/armadillo
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文字コード指定の無い添付文書を保管しました...
名前: kernel_8m_page.diff
URL:  <http://lists.atmark-techno.com/pipermail/armadillo/attachments/20080129/93c45552/attachment.ksh>


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