[Armadillo:01888] Re: J1,J2コネクタ(PC/104)について

Tomohiro NAMITSUKA email@hidden
2007年 8月 20日 (月) 15:06:14 JST


波塚です。

> 質問1)
> アドレスA19〜A17がJ1とJ2両方にあるのはどうしてでしょうか?

PC/104規格のJ1とJ2のアドレスについて厳密には区別されています。
アドレスパイプライン対応CPUの場合には、
J2のLA[23:17]がJ1のSA[19:0]より先に出力され、
上位7bitアドレスを先にデコードすることができるようです。

Armadillo-9ではJ1とJ2のアドレス信号に違いはありません。


> 質問2)
> データシートの信号配列表の機能欄に(*Vプルアップ)と記載されていますが、
> これは、CPUボード上でプルアップされているのでしょうか?
> (接続した自社ボード側は、オープンでもよいか?)

Armadillo-9上でプルアップしていますので、
接続される拡張ボード側はオープンで良いです。


> 質問3)
> (*Vプルアップ)と記載されていないI端子は、接続した自社ボード側で
>  プルアップ/プルダウンする必要があるのでしょうか?

入力端子はArmadillo-9上でプルアップしていますので、
接続される拡張ボード側では必要ありません。

※Armadillo-9ハードマニュアルのJ1,J2信号配列表の機能欄には、
「非サポート(*Vプルアップ)」の表記のように、
Armadillo-9でサポートしていない信号の処理についてのみ記載していて、
PC/104規格上で必要となるプルアップについては記載していませんでした。


> 質問4)
> J1,J2のDCレベル特性がわかりません。
> 各信号は何Vなのでしょうか?

PC/104に準拠していますのでJ1,J2はTTLレベルと考えて頂いて良いです。
(VOH:2.4V以上,VOL:0.4V以下,VIH:2V以上,VIL:0.8V以下)




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