[Armadillo:02531] Re: armalliro-220 へのbluez-utilsのインストールについて

Masahiro Hanada email@hidden
2007年 12月 19日 (水) 18:03:01 JST


花田です

既に使用経験のある坂口さんが答えられているので
そちらを参考になさる方が確実と思いますが、
パッケージ周りなど一般的な話でわかることを…

"katsumi tanaka" <email@hidden> wrote:

> ・1点目は、debianのarmパッケージをクロス用への変換です。
>   http://packages.debian.org/sarge/bluez-utils
>   からarm用のパッケージをダウンロードし、
>     $ dpkg-cross -b -aarm bluez-utils_2.15-1.1_arm.deb
>   で変換を試みているのですが、
>     dpkg-cross: package bluez-utils doesn't provide any useful files. Skipping.
>   とエラーが発生し、変換することが出来ません。

これは、このパッケージがライブラリファイルを含んでいないためです。
つまりクロス環境にインストールするファイルがない、ということになりますので、
dpkg-crossがSkipしてしまっています。

入れるファイルがないのだからコンバートする必要がない…ということになりますが、
時には本来インストールしたいクロスライブラリパッケージが、
ライブラリではない別のパッケージに依存していて、
どうしてもそちらをインストールしなければならない、
といった理由で(中身が空であっても)dpkg-crossしたいという場合があります。
このような場合はdpkg-crossのオプションに"-A"または
"--convert-anyway"を追加してください。
上記のbluez-utilsのようなものでも、Skipせずにコンバートしてくれると思います。

> ・2点目は、ビルドしたファイルのインストールです。
>   1点目が解決できないため、それの代替案として、bluez-utilsの
>    ソースをビルドしているのですが、make install後に、
>    どのようにして、atmark-distフォルダにインストールするかが、
>    分かりません。
>    自前でmake romfsを作成する必要があるのでしょうか?

まずは普通にatmark-distをmakeしてください。
それから、(この場合はbluez-utilsの)入れたいファイルを
atmark-dist下のromfsディレクトリに配置してください。
その後、atmark-distの"make image"のみ実行してください。

"make image"ではromfsディレクトリ→imageファイルへの集約のみを行ってくれます。


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    花田 政弘 (はなだ まさひろ)

    E-mail: email@hidden
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