[Armadillo:03863] Armadillo-500 FXでW-SIMの音声インターフェースを使う方法

chris email@hidden
2008年 12月 29日 (月) 17:08:01 JST


マカーグです。

Armadillo-500 FX開発セットでW-SIMの音声インターフェースを利用するための
ドライバを用意しました。以下のパッチを現在のカーネル(linux-2.6.26-at1)
にあてると、以下のようにmake menuconfigでALSAのCODECドライバを無効にして
から選択できるようになります。

http://armadillo.atmark-techno.com/filebrowser/armadillo-500-fx/patch

1. デフォルトで選択されているALSA SoCドライバを無効にする

 Device Drivers  --->
   Sound  --->
     Advanced Linux Sound Architecture  --->
       System on Chip audio support  --->
         < > SoC Audio support for Armadillo-500 FX - WM8978

2. W-SIM用のドライバを選択する

 Device Drivers  --->
   [*] Misc devices  --->
     <*>   Direct audio routing for WM8978 to W-SIM (NEW)

このドライバはW-SIMの音声インターフェースとArmadillo-500 FXのCODEC
(WM8978)をi.MX31のAudio Multiplexで繋げます。ドライバだけでは通話する
ことはできず、W-SIMを制御する必要があります。W-SIMを制御するための仕様は
WILLCOMコアモジュールフォーラム(WCMF)へ入会し、入手して下さい。詳しく
は、WCMFまで連絡するようにお願いします。

http://www.wcmf.jp/inquiry/index.html

このドライバとデフォルトのALSAドライバの両方を含んだカーネルをビルドでき
ないようになっています。W-SIMのALSA対応も検討していますが、リリース予定
などはまだ決まっていません。



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