[Armadillo:04522] Re: WinCE 6.0 BSP for Armadillo-500
Tomohiko Yoshida
email@hidden
2009年 8月 25日 (火) 17:16:56 JST
TO:Win-CE6 サムシングプレシャスBSPご利用User
吉田です。
その後、サムシングプレシャス-古賀様と蜜にやり取りさせて頂き
小生がCE-初心者ということもあり、やっと動作しました。
以下にメモを列記しますので、ご参考にして下さい。
◆OSのBuild
1.VS-2005 を立ち上げる
2.「ファイル」→「新規作成」→「プロジェクト」を開く
3.「Platform Builder for CE 6.0」→「OSデザイン」
※プロジェクト名は適に入れる
4.「Windows Embedded CE 6.0 OS デザイン ウィザード」が出る。
4-1.BSPの選択は 「A55xx_BASE:ARMV41」を選択し <次へ>
4-2.デザイン テンプレート は 「カスタム デバイス」 を選択し <次へ>
※取り合えず、「カスタム デバイス」した。
4-3.アプリケーション-エンドユーザー
何も指定しなかった
4-4.アプリケーションおよびサービスの開発
・「Cライブラリおよびランタイム」:全てチェック
・「コンポーネントサービス(COM および DCOM)」→「コンポーネントオブジェクト「モデル」→「最小
COM(OLE サポートなし)」
4-5.通信サービスおよびネットワーク
・「ネットワーク - 全般」→「ネットワークユーティリティ(IpConfig、Ping、Route)」
・「ネットワーク-ローカルネットワーク(LAN)」→「ワイヤード(有線)ローカルネットワーク(802.3、802.5)」
4-6.コアOSサービス
・「USBホストサポート」
→「USB ヒューマン入力デバイス(HID)クラスドライバ」
→「USB HID キーボードおよびマウス」
→USB記憶域クラスドライバ
4-7.デバイス管理
何も指定しなかった
4-8.ファイルシステムおよびデータストア
・「記憶域マネージャ」
→「exFAT ファイルシステム」
→「FAT ファイルシステム」
4-9.フォント
何も指定しなかった
4-10.グラフィック技術とマルチメディア技術
何も指定しなかった
4-11.インターナショナル
・「ロケール特定サポート」→「英語(米国)」
4-12.インターネットクライアントサービス
何も指定しなかった
4-13.セキュリティ
何も指定しなかった
4-14.シェルおよびユーザインタフェース
・「シェル」
→「コマンドシェル」
→「コンソールウィンドウ」
→「グラフィックシェル(1つ選択)」
→「標準シェル」
・「ユーザーインターフェイス」
→「マウス」
4-15.VoIP
何も指定しなかった
4-16.Windows Embedded CE Core OS コンポーネント
何も指定しなかった
5.「カタログ項目ビュー」
以下を追加
5-1 インターナショナル
→ロケール特定サポート
→英語(米国)
→キーボード
→英語キーボード
5-2 サードパーティ
→BSP
→A55xx_BASE:ARMV4I
→Device Drivers
→Display
→IPU VGA Flat
→SD Host Controller
→SD Host Controller 1
→USB Devices
→USB High Speed OTG Device
→High Speed OTG Port Pure Host Function
→USB Host Device
→USB High Speed Host 2
→Storage Drivers
→MS Flash Drivers
→Samsung K9F1G08U0A NAND Flash
→デバイスドライバ
→SD
→SD バスドライバ
→SDIO
→SDIO メモリ
→SD メモリ
→記憶装置
→MSFlash ドライバ
→フラッシュ MDD
5.ビルド・・・・・時間かかる!
「ビルド」→「詳細なビルドコマンド」→「ビルドおよびシステム生成」
注)ビルド時のエラー
「\FmdWrapperPdd.h : error C2220: warning treated as error - no 'object'
file generated」
が出るが、
FmdWrapperPdd.h の 80行目の先頭にゴミがあるので削除するか
”Unicode(UTF-8 シグネチャ(BOM)なし)- コードページ 65001”で保存すればOK。
◆bootloaderの焼きこみ
1.WindowsPCとArmadilloをRS232Cでつなげ、WinPC側で
Hermit-at-win
を起動。
注)他TerminalSoftが立ち上がっていると Hermit-at-win が Error になる。
2.Hermit-at-win 側でImageを
"eboot.nb0"
Regionを
"all"
ForceLockedを
チェックする。
◆OSの起動
1.Ebootを立ち上げ
・dhcpをoffにし、IPaddress/NetMaskを指定しsaveする
2.armadilloを起動
3.VS-2005の「ターゲット」→「接続オプション」をひらく
3-1.以下のような設定にする
サービス構成:カーネルサービスマップ
ターゲット デバイス(T):CE Device
ダウンロード:イーサネット
トランスポート:イーサネット
デバッガ :KdStub
3-2.次に「ダウンロード」「トランスポート」の各々の右にある「設定」をひらく
デバイスブート名のPullDownで "xxxxx" を指定する
※xxxxはBoardによってことなります。
◆その他
・モニタ
以下のモニタでは動作しました。
*Mitsubishi Diamondcrysta RDT1714VM
*LowRadiation VM-9AF
以下のモニタは、現在サポートされてません。
DELL E153FPb
DELL E197FPb
・USBメモリも動作OK
以上
armadillo メーリングリストの案内