[Armadillo:04786] Re: IPv6のARPテーブル

Yasushi SHOJI email@hidden
2009年 12月 3日 (木) 23:41:34 JST


At Thu, 03 Dec 2009 19:18:26 +0900,
Yasushi SHOJI wrote:
> 
> At Wed, 02 Dec 2009 12:20:06 +0900,
> T.Kawabata wrote:
> > 
> > IPv6のARPテーブルを観察する方法をご教示お願いします。
> 
> iproute2に入っている ipコマンドは、どうですか?

手元でも確認してみたのですが、iproute2、ぜんぜんだめですね。

まず、glibcのヘッダのバグにあたりました (^^;

> ll_types.c: In function ‘ll_type_n2a’:
> ll_types.c:58: error: ‘ARPHRD_HWX25’ undeclared (first use in this function)

Debian Etchに含まれる GNU Libc 2.3系では修正されないようです。
glibcプロジェクトでは、2.4系から修正されています。
http://sources.redhat.com/ml/glibc-bugs/2006-01/msg00002.html

とりあえずの回避方法としては、上記 URLにもあるとおり

	#define ARPHRD_HWX25 ARPHDR_HWX25

とすれば良いはずです。
もちろん、ヘッダを直接修正しても良いです。



もうひとつ、ip/ipaddress.cで使っている IFF_DYNAMICも defineされていない
ようです。

ipaddress.c の中に

	#define IFF_DYNAMIC 0x8000

を defineすると大丈夫そうです。




最後に、tcをコンパイルするみたいですが、エラーになります。とりあえず必要ないので
iproute2/Makefileの

	SUBDIRS = lib ip tc

の tcを消すと良いです。これでコンパイルできるところまで確認しました。
-- 
         yashi



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