[Armadillo:05539] Re: みなさんが使っているデバッグの手法を教えて
渡部清太郎
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2010年 8月 3日 (火) 15:22:18 JST
渡部と申します。
Linuxの知識があまりなのでなかなか参加できないので、
これぐらいはと言ってはなんですが、情報共有と言う事で報告します。
ターゲットはアルマジロ9でGUIにQt3を使用しています。
基本、printf=qDebugでデバックしています。
数人で開発するので、デビアンLinuxが動作するサーバーを1台用意して
ATDEとQtのプロジェクトを個人テスト用、本番用に分けています。
本番用でメークしたアプリをLANでターゲットに転送して動作確認しています。
ログインターミナルに表示される情報でデバックします。
また、WindowsのVMウエアでデビアンLinuxとKDEを動作させ
GUIの操作関係などは同じようにあらかじめ動作確認します。
何日後に症状が出るような不具合の場合、Windowsのターミナルソフトで
ログを記録させます。
printfで注意しているのは、ログインターミナルは(シリアル、LAN共に)
バッファリングされた情報を表示する事です。
アプリケーションは同時にLAN通信もするので、情報量を調整しないと、
不具合原因がわからなくなってしまいます。
ちなみに・・・
妄想に限界が生じ?JTAG ICEも採用した事もありました。
しかし、ターゲットはリアルタイムに動作しないので、
何日後に症状が出るような不具合の原因を突き止める事ができませんでした。
ICEが悪いのでなく、ICEの知識、Linuxの知識が足りなかったのです。
非O/Sの組込みから入ったので、なかなか受け入れる事ができなかったのですが、
スムーズなクロス環境、printf、妄想が重要だと言う事を再認識しました。
PS。最近はトレース機能に特化したツールを使って妄想を掻き立てています。
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