[Armadillo:06450] Re: GIIPドライバ

mizo email@hidden
2011年 1月 5日 (水) 16:55:08 JST


溝渕です。

koyo dng wrote:
> Armadillo-240で、GPIOのドライバとして
> GPIOクラス対応GPIOドライバ
> sysfs対応GPIOドライバ
> キャラクタデバイス版GPIOドライバ
> の3つがあるようですが。

ベータ版のArmadillo-9/200シリーズ用カーネル2.6.26-atをお使いですね?リ
リース版のlinux-2.6.12.3-a9には、キャラクタデバイス版GPIOドライバしかあ
りません。

> それぞれの、メリット、デメリット、違いなどを教えてください。

一番大きな違いは使い方ですね。それぞれのリンクに簡単な使い方が書いてあり
ます。

> GPIOクラス対応GPIOドライバ
○ 使い方
http://armadillo.atmark-techno.com/dev/kernel-beta-release-20100108#gpio-class-driver
○ メリット
あらかじめkernelに存在しているのできっと知名度が高い
シェルスクリプトやコマンドラインから使用できる
○ デメリット
debounce(チャタリング防止)を操作できない

> sysfs対応GPIOドライバ
○ 使い方
http://armadillo.atmark-techno.com/dev/kernel-beta-release-20091005#sysfs-gpio-driver
○ メリット
Armadillo-500シリーズ互換ドライバなので、慣れている人は使いやすい
シェルスクリプトやコマンドラインから使用できる
○ デメリット
多分GPIOクラス対応GPIOドライバよりも知名度が低い
割り込み待ちができない

> キャラクタデバイス版GPIOドライバ
○ 使い方
デバイスファイル/dev/gpioをプログラムから操作する必要があります。
○ メリット
linux-2.6.12.3-a9(リリース版kernel)互換ドライバなので、慣れている人は使
いやすい
debounce操作も割り込み待ちもできる
○ デメリット
基本的にプログラムを書かなければ使用できない

以上ご確認ください。




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