[Armadillo:09139] Re: OSイメージの作成について

Shin-ya Koga email@hidden
2013年 8月 20日 (火) 17:41:03 JST


サムシングプレシャスの古賀です。

鎌田さま([Armadillo:09137]):
>>はい。これは、シリアルポートの、ハードウェアに依存しないコンポー
>>ネントに対応するものです。たとえば、SetCommState() などのシリアル
>>ポート関連の API は、上記のカタログ項目が選択されていなければ、OS
>>イメージに組み込まれません。
>>一方、CPU ボードに搭載されたシリアルポートのハードウェア(UART)を
>>制御するためには、ハードウェア固有のデバイスドライバが必要です。
>>Armadillo-400 シリーズ用の弊社 BSP(Lilas-am440-7/6)では、プロセッサ
>>(i.MX257)内蔵の UART を制御するデバイスドライバは、無償版には収録し
>>ておらず、有償版でのみ提供しています。
>
>以下の通り理解しましたが、間違いないでしょうか?

概ね、以下のご理解で合っていますが、念のためにコメントします。

>UARTを使用する場合、関連APIを使用するには、CoreOSServicesで 
>「SerialPortSupport」が選択し、OSイメージに組み込む。

はい、そうです。なお、カタログ項目の「SerialPort Support」は、これ
に依存している項目が多くあるので、たいていの場合は、選択しなくても
依存関係により自動的に選択されます。

>実際にCPU上で制御するには、有償版BSPをインストールし、OSのイメージにデバ 
>イスドライバを組み込む事が必要。

はい、そうです。有償版 BSP には、Armadillo-400 シリーズの UART の
カタログ項目が追加されていますので、そちらを選択した OS Design を
作って OS イメージをビルドすることにより、UART/シリアルポートを
使用できるようになります。

--
古賀信哉 (株)サムシングプレシャス





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