[Armadillo:00982] Re: armadillo-9 Hermit-At 正常起動せず
nakai
email@hidden
2006年 4月 24日 (月) 16:11:37 JST
中井です。
私もnfsroot試してみました。
加藤さんの情報をもとに、一部Kernel起動オプションを変更しました。
setenv noinitrd root=/dev/nfs nfsroot=[NFS Server IPaddr]:[Root Dir]
ip=on console=ttyAM0,115200
あとは、情報どおりです。
またRoot File Systemの準備は、
romfs.imgをマウントしてコピーしました。
(この場合、色々/etc以下を修正した方がいいです)
# mount -t ext2 -o loop romfs.img /mnt
# cp /mnt/* /var/nfs/a210 -a
(# tar cf - /mnt/* | tar xの方が良いかもしれません。)
Howtoこの情報で書いてみます。
ありがとう御座います。>加藤さん
----- Original Message -----
From: "Takeharu KATO" <email@hidden>
To: "Armadillo series general discussion list" <email@hidden>
Sent: Saturday, April 22, 2006 3:30 PM
Subject: [Armadillo:00972] Re: armadillo-9 Hermit-At 正常起動せず
> 加藤です。
>
> なんの小細工もせず、 NFSで起動できています。
>
> やったことは、以下の通りです。
>
> 1. ホスト側の設定
> 1.1. dhcpの設定
> dhcpdの設定を行います。
> /etc/dhcpd.confを以下のように作成します。
>
> --
> #
> # DHCP Server Configuration file.
> # see /usr/share/doc/dhcp*/dhcpd.conf.sample
> #
> ddns-update-style ad-hoc;
> #deny unknown-clients;
> allow bootp;
>
> subnet 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 {
>
> default-lease-time 1209600; # two weeks
> max-lease-time 31557600; # one year
>
> group {
> host armadillo9 {
> hardware ethernet 00:11:0C:02:06:25;
> fixed-address 192.168.1.20;
> option root-path "/opt/arm/ep93xx/target";
> }
> }
> }
> --
> ethernetアドレスとroot-pathは、環境にあわせて適宜修正してください。
> ここでは、固定のIPアドレスとして、192.168.1.20を割り当てています。
>
> 1.2. NFSの設定
> /etc/exportsに上記のNFSで提供するファイルシステムへのパスを設定します。
> -- /etc/exports
> /opt/arm/ep93xx/target 192.168.1.*(rw,no_root_squash)
> -- /etc/exports
>
> 1.3. ホスト側のサーバの起動
> /etc/init.d/dhcp restart
> /etc/init.d/nfs restart
> として、dhcpdとnfsを起動します。
>
> 2. ターゲット側の設定
> 2.1. hermit
> hermitの環境設定でコマンドラインに下記を設定します。
>
> 1: root=/dev/nfs
> 2: nfsroot=192.168.1.1:/opt/ubq/devkit/arm/ep93xx/target
> 3: ip=::::::on
> 4: console=ttyAM0,115200
>
> 以下のようにhermitのコマンドラインを打てばよかったと思います。
>
> setenv root=/dev/nfs nfsroot=192.168.1.1:/opt/ubq/devkit/arm/ep93xx/target ip=::::::on console=ttyAM0,115200
>
> 192.168.1.1がホスト側のIPです。
>
> 3. カーネルのコンパイル
> カーネルのコンフィグレーションで以下を有効にし、IPの自動設定を有効にします。
> [*] IP: kernel level autoconfiguration
> [*] IP: DHCP support
> あとは、NFS関連のオプションを有効(カーネルに組み込みます)にします。
> <*> NFS file system support
> [*] Provide NFSv3 client support
> [*] Root file system on NFS
>
> これで作成したカーネルをCFに書き込んで、ターゲットの電源を入れ直せば、NFS-Rootで起動しました。
>
> 参考までに
>
> nakai wrote:
> > 中井です。
> >
> >>> 0xffで埋めた後に状況が変わらないので0x00で埋めてみましたが、flashのerase
> > が0xffとはうっかり知りませんでした。
> >>> ICEを利用して0xffにして試してみます。
> >> 原因はこれでした。JTAG ICEの機能を利用して、flashをall 0xffでeraseしてから
> >> bootloader
> >> kernel image
> >> romfs
> >> を焼き直したところ無事bootしました。きっとhermitの中で
> > 0x60000000-0x6000ffffのうち0xffじゃないと何か
> >> 別の動作をする所があるのではないでしょうか。flashをeraseしたのは、もううん
> > 十年まえのEEPROMいらいです:)
> >
> > そうですか。思い当たる点はいくつかありますので、ちょっと見てみます。
> >
> >> 取りあえず、ここまでは解決しましたので、あとはroot filesystemをNFS rootに
> > することに着手します。
> >> どなたか成功した人、いませんか?
> >
> > 私も試したことはないので、やってみます。
> > 成功した手順を、このメーリングリストとArmadillo Official SiteのHowtoで
> > 情報を流したいと思います。
> >
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