[Armadillo:00983] Re: armadillo-9 Hermit-At 正常起動せず
Shoji Ueda
email@hidden
2006年 4月 24日 (月) 17:40:21 JST
植田%今は韓国です。
皆さん情報ありがとうございます。帰国しましたら試して報告させていただきます。
On 2006/04/24, at 16:11, nakai wrote:
> 中井です。
>
> 私もnfsroot試してみました。
>
> 加藤さんの情報をもとに、一部Kernel起動オプションを変更しました。
>
> setenv noinitrd root=/dev/nfs nfsroot=[NFS Server IPaddr]:[Root Dir]
> ip=on console=ttyAM0,115200
>
> あとは、情報どおりです。
>
> またRoot File Systemの準備は、
> romfs.imgをマウントしてコピーしました。
> (この場合、色々/etc以下を修正した方がいいです)
>
> # mount -t ext2 -o loop romfs.img /mnt
> # cp /mnt/* /var/nfs/a210 -a
> (# tar cf - /mnt/* | tar xの方が良いかもしれません。)
>
> Howtoこの情報で書いてみます。
> ありがとう御座います。>加藤さん
>
>
> ----- Original Message -----
> From: "Takeharu KATO" <email@hidden>
> To: "Armadillo series general discussion list" <email@hidden>
> Sent: Saturday, April 22, 2006 3:30 PM
> Subject: [Armadillo:00972] Re: armadillo-9 Hermit-At 正常起動せず
>
>
>> 加藤です。
>>
>> なんの小細工もせず、 NFSで起動できています。
>>
>> やったことは、以下の通りです。
>>
>> 1. ホスト側の設定
>> 1.1. dhcpの設定
>> dhcpdの設定を行います。
>> /etc/dhcpd.confを以下のように作成します。
>>
>> --
>> #
>> # DHCP Server Configuration file.
>> # see /usr/share/doc/dhcp*/dhcpd.conf.sample
>> #
>> ddns-update-style ad-hoc;
>> #deny unknown-clients;
>> allow bootp;
>>
>> subnet 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 {
>>
>> default-lease-time 1209600; # two weeks
>> max-lease-time 31557600; # one year
>>
>> group {
>> host armadillo9 {
>> hardware ethernet 00:11:0C:02:06:25;
>> fixed-address 192.168.1.20;
>> option root-path "/opt/arm/ep93xx/target";
>> }
>> }
>> }
>> --
>> ethernetアドレスとroot-pathは、環境にあわせて適宜修正してください。
>> ここでは、固定のIPアドレスとして、192.168.1.20を割り当てています。
>>
>> 1.2. NFSの設定
>> /etc/exportsに上記のNFSで提供するファイルシステムへのパスを設定します。
>> -- /etc/exports
>> /opt/arm/ep93xx/target 192.168.1.*(rw,no_root_squash)
>> -- /etc/exports
>>
>> 1.3. ホスト側のサーバの起動
>> /etc/init.d/dhcp restart
>> /etc/init.d/nfs restart
>> として、dhcpdとnfsを起動します。
>>
>> 2. ターゲット側の設定
>> 2.1. hermit
>> hermitの環境設定でコマンドラインに下記を設定します。
>>
>> 1: root=/dev/nfs
>> 2: nfsroot=192.168.1.1:/opt/ubq/devkit/arm/ep93xx/target
>> 3: ip=::::::on
>> 4: console=ttyAM0,115200
>>
>> 以下のようにhermitのコマンドラインを打てばよかったと思います。
>>
>> setenv root=/dev/nfs nfsroot=192.168.1.1:/opt/ubq/devkit/arm/ep93xx/target ip=::::::on console=ttyAM0,115200
>>
>> 192.168.1.1がホスト側のIPです。
>>
>> 3. カーネルのコンパイル
>> カーネルのコンフィグレーションで以下を有効にし、IPの自動設定を有効にします。
>> [*] IP: kernel level autoconfiguration
>> [*] IP: DHCP support
>> あとは、NFS関連のオプションを有効(カーネルに組み込みます)にします。
>> <*> NFS file system support
>> [*] Provide NFSv3 client support
>> [*] Root file system on NFS
>>
>> これで作成したカーネルをCFに書き込んで、ターゲットの電源を入れ直せば、NFS-Rootで起動しました。
>>
>> 参考までに
>>
>> nakai wrote:
>>> 中井です。
>>>
>>>>> 0xffで埋めた後に状況が変わらないので0x00で埋めてみましたが、flashのerase
>>> が0xffとはうっかり知りませんでした。
>>>>> ICEを利用して0xffにして試してみます。
>>>> 原因はこれでした。JTAG ICEの機能を利用して、flashをall 0xffでeraseしてから
>>>> bootloader
>>>> kernel image
>>>> romfs
>>>> を焼き直したところ無事bootしました。きっとhermitの中で
>>> 0x60000000-0x6000ffffのうち0xffじゃないと何か
>>>> 別の動作をする所があるのではないでしょうか。flashをeraseしたのは、もううん
>>> 十年まえのEEPROMいらいです:)
>>>
>>> そうですか。思い当たる点はいくつかありますので、ちょっと見てみます。
>>>
>>>> 取りあえず、ここまでは解決しましたので、あとはroot filesystemをNFS rootに
>>> することに着手します。
>>>> どなたか成功した人、いませんか?
>>>
>>> 私も試したことはないので、やってみます。
>>> 成功した手順を、このメーリングリストとArmadillo Official SiteのHowtoで
>>> 情報を流したいと思います。
>>>
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